7月からNY市と公共芸術基金(パブリック・アート・ファンド)が主催したNY市の4か所に設置された巨大な滝アート。
デンマーク系アイスランド人の芸術家オラファー・エリアソン Olafur Eliasson 氏によるデザインで、ブルックリンブリッジの橋脚下、ガバナーズアイランド、マンハッタンピア35、ブルックリンピア4と5の間の合計4か所に設置されている。7月に観に行ったお昼間編は こちら

このアートも、10月13日までとのことなので、今回はライトアップされた様子を観に行った。
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手前はブルックリン橋で、その右側の橋脚下に滝、奥の橋はマンハッタン橋で、その左側の橋脚よりもやや右側に見えるのがマンハッタンピア35の滝、そしてずっと奥の橋はウイリアムズ橋。

ブルックリン橋の橋脚下
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ブルックリンピア(Piers 4 & 5)
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マンハッタンピア35
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ガバナーズアイランド
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7月から展示されている人工滝だが、イーストリバーの水をくみ上げて落下させているブルックリン橋のたもとの滝の横には映画などにも良く登場するリバーサイドカフェというレストランがあり、そのレストランの木が枯れ出したとのこと。
滝の水しぶきから発生する塩分を含んだ霧が、川沿いの遊歩道の植物に影響を及ぼしたもので、ブルックリンハイツ自治会が、レイバーデー(9月1日)をもってこの展示を終了するよう市に求めたところ、市の公園局はそれに対して否定的だったが、公共芸術基金側が、滝に水を流す時間を短縮し、会期はそのままとすることで決定したというエピソードもある。

確かに芸術が自然や環境を脅かしてはならないが、ライトアップはとても綺麗だったので楽しませてもらった。