メイン州でのロブスター三昧を終え、NYまで戻る間にボストンを中継地として一泊した。
ボストンは以前に旅行で来た上、今回は時間的に半日しかないこともあり、イタリア人街に車を停めてそこから少し散策することに。

しかし、まずは腹ごしらえと言うことで、朝食にまずイタリアンドルチェ屋さんへ。
コーヒーミルなどが置いてあり、コーヒーの良い香りが漂うカフェで、リコッタチーズケーキとチョコレートがけのビスコッティをダブルエスプレッソとカプチーノと共に。
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ノースエンドからボストンコモンまでの所謂フリーダムトレイル界隈を以前の復習も兼ねて少し歩いてみることに。

クインシーマーケットには大きなクリスマスツリー(画像左)。
1713年に建てられたボストン最古の建物である旧州会議事堂は、1798年まで使用され、1776年7月18日に独立宣言がこの二階のバルコニーから読まれた。建物前の丸い敷石の場所は「ボストン虐殺事件」の場所で、イギリス兵と民衆が衝突して民衆5名が死亡し、「ボストン茶会事件」へとつながって行ったとか(画像右)。
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かつてオールドコーナー書店として、アメリカを代表する作家達が集った場所。確か以前は The Boston Globe Store だったように思うのだが、今回行くとダイアモンド屋さんに。。。建物は変わらなくても、時代の流れをいささか感じてしまった(画像左)。
オールドサウス集会場は、1729年に教会として建てられた建物で、1773年12月16日に起こった「ボストン茶会事件」前の決起集会が行われた場所(画像右)。
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旧市庁舎前のボストン生まれのベンジャミン・フランクリン像。像はボストンで最古の銅製の立像(画像左)。
1688年にイギリス政府が統括していた時にボストン初の英国国教会として創設され、現在は1749~1754年に改築された建物。墓地は教会よりも古く、1630年に創設された(画像右)。
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グラナリー墓地はダウンタウンのど真ん中にあるボストンコモンという公園の前。1660年に創設され、歴史上の有名人が多く埋葬されている。
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そろそろお腹が空いて来たので、地下鉄に乗って再びイタリア人街へ。NYの地下鉄と異なり、ホームとレイルの落差が少なくゴムなどによるタイヤなのでNYの地下鉄のようにけたたましい音を立てることもなく快適。4年前に来た時より、改札などが綺麗になっていた。
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イタリア人街の交差点にはローマやミラノなどイタリアの都市の名前が書いてあったり、歩道のセメント部分にはフォークなどが埋め込まれていたり。
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ボストンと言えばやはりシーフード。まずはオイスターバーに。
NEPTUNE
63 Salem street, Boston MA 02113
617-742-3474
neptuneoyster.com

13種類ある牡蠣、2種類のクラムなどが書かれた紙に自分の食べたい種類と個数を書いて注文する。
キリッと冷えたイタリアのグラスワインと共に。
① Wellfleet(マサチューセッツ州産)一個2.5ドル sweet butter finish
② Island Creek(マサチューセッツ州産)一個2.4ドル fruity finish
③ Katama Bay(マサチューセッツ州産)一個2.6ドル high salt
④ Thatch Island(マサチューセッツ州産)一個2.4ドル sweet finish
⑤ Taylor Bay(マサチューセッツ州産)一個2.1ドル 
⑥ Otter Cove(ワシントン州産)一個2.9ドル sweet
⑦ Littleneck Clams(マサチューセッツ州産)一個1.4ドル
⑧ Cherrystone Clams(マサチューセッツ州産)一個1.6ドル sweet, juicy
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④の牡蠣がスイートフィニッシュとあったが、確かにそうで美味しい。
⑥の牡蠣は非常にミルキーな感じで、ニューオーリンズ産の牡蠣に少し通じるような甘さ。
⑧クラムはやっぱりチェリーストーンの方が好きだと再確認。


オイスターバーでも食事は出来るのだが、せっかくなのでと梯子を。
THE DAILY CATCH
323 Hanover street (btw Prince & Richmond st), Boston
617-523-8567
www.dailycatch.com/main.html

非常に狭いお店で、オープンキッチンとなっている。グラスワインを頼んでも、プラスチックのコップにどんと出て来るだけで飾り気は全くなし。お手洗いもなし。料理の味で勝負と言う姿勢のお店のよう。

まずはクラムの白ワイン蒸し。これは少し塩加減が強過ぎたかも。
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カラマリのリングイネとハドック(Haddock タラに似た白身魚)を。
リングイネの茹で具合が非常にアルデンテで美味しい。ハドックもさっぱりソテーで美味。
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未だ未だ居たいボストンだったが、一路ボストンからNYへ。