午後からは中心街セントロを散策。
フロリダ通り などは歩行者天国なので、非常に賑わっていた。
ブエノスアイレスのキオスクはNYの街角の物とは異なり、雑誌しか売っておらずジュースやお菓子はそれ専用のお店が売っていた。
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街を歩いていてもアフリカ系の人は観光客らしい人を1人見かけた程度で中米系のやや浅黒い肌で背の低い人達もおらず、まるでヨーロッパに居る印象。
聞けば、ヨーロッパからの移民で構成されているが、イタリアからの人達は未だに一番しっかりコミュニティを形成している。第二次世界大戦後の1940年代後半に、多くドイツ人の移民が来てベルグルーナというエリアに居る。
中米やカリブ海の国では良くみられるアフリカからの奴隷を使用せず、もともと土着に居たインディオを奴隷として使っていたが、1830年代に奴隷制が廃止され、以降はヨーロッパからの白人移民によるところが多いとのこと。

有名な老舗の カフェトルトーニ へ行くことにしたが、外には待っているお客さんの列。お店の人に10分程度の待ち時間と聞き待つも、中は混んでおらず食べ終えて帰ったお客さんのテーブルが片付いていないのがあちこちに。10分を越え延々待たされたあげく我々2人、後ろの男性1人、その後ろのカップル客を飛び越えて5人のお客さんが案内され皆あぜん。メニューも配られず全く注文も聞いてもらえずまたまた延々と待つ。さすがに堪忍袋の緒が切れてお店を出ることにしたが、有名老舗で観光客に人気があり彼らはリピーターにならないからと言ってここまで胡坐をかいた酷いお店は久し振りかと。
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気を取り直し、サン・ニコラス地区の世界で一番広い片側8車線合計16車線の 7月9日通り。独立記念日に因んだこの通りには遠くからでも見られるオベリスクが。
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世界三大劇場のひとつである コロン劇場。現在改修工事の為にクローズされているが、昨年から始まった工事は2010年に完了すると言っているが果たして期日通りになるかどうかも危ぶまれている。改修費用は40ミリオンペソ(=約12億7千万円)ほど。
かつては5月広場にコロン劇場はあったが、現在の場所に移築された。
コロン劇場そばのカフェでビール、アイスクリーム入りアイスコーヒーを。それぞれにおつまみやプチケーキが出てきた。
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地下鉄に乗ってみた。NYよりもとても綺麗。一部のNYの地下鉄と比較してより汚い地下鉄に未だ出会ったことがないが。
因みに、新しい車の値段は5万ペソ程度(約160万円)。
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5月革命の100周年を記念して建てられた パレルモ地区の記念碑
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エビータ博物館 に。この建物はかつて彼女が設立した財団の福祉住宅で、現在は歴史記念物に指定されている。
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夕食に、ブエノスアイレス出身の友人お勧めのホテルそばのレストランへ。
RODI BAR 
決してファンシーでもないおじさんばかりのカジュアルなお店だが味が良い。
マルベックのグラスワイン(8ペソ=260円)
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サラダにリンゴ・セロリ・胡桃を選択(22ペソ=約710円)。薄いマヨネーズ味になっていてあまり食べつけない不思議なサラダ。
スパゲティボロネーゼ(20ペソ=650円)。聞くところによると、アルゼンチンのパスタはいずれも茹で過ぎでアルデンテはありえないとのことだったが、このお店のパスタは自家製麺なのでいける。そしてミートソースが秀逸。普通のボロネーゼなどは牛挽肉のほかに色々なものを入れていたり、ラグーのようにレバーっぽい味でコクを出す物が多いが、このボロネーゼは家庭で採算を顧みずに作ったような挽肉たっぷりのソース。煮詰めたという感じではないが、生のトマト、みじんぎりの人参などが入って牛挽肉の味を楽しめた。
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マッシュルームソースのステーキ(47ペソ=1510円)を。ステーキも程よい焼き具合となっていて美味しい。
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夕食後、タンゴを観にいったが、その様子は文字数制限により その3