その1 からの続き

ロス・グラシアレス国立公園からエル・カラファテに戻り、二メス湖 に散策に行った。二メス湖は、大きなアルヘンティーノ湖の入り江となっている湖だが、干潟のようになっていて、野鳥の宝庫。
行くとラッキーにもチリフラミンゴ Chilean Flamingo の群が飛来して来たところに遭遇。動物園でフラミンゴは何度も見たが、すでに羽が切られたフラミンゴ達なので、今回初めて飛ぶところを見た。首や足をすっと伸ばしたその姿はなかなか圧巻。
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エル・カラファテの街がいかに小さいか、またいかに自然に囲まれているかが良くわかる。
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クロエリハクチョウ Black-necked Swan(画像左)と、アカハシビロカモ Red Shoveler(画像右)。
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マゼランガン Upland Goose またの名をカウケン Cauqen(画像左)と、ナンベイタゲリ Southern Lapwing(画像右)。ナンベイタゲリはつがいでおり、雌雄で羽の色などが異なっていた。
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風が強く寒いのだが、それでも夏。野菊のような白い小さな花が咲く中を馬が静かに草をはみ、高山植物のような花が咲いていた。
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街の家々はこじんまりしていて、冬の雪対策の為に屋根の傾斜がきつい。最果ての街のようなイメージだが、ここにもペロン大統領とエビータ像。いかに愛されていたかがわかる。
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夕飯にはアサドールの LAS BARRICAS で。
まずはビール、そしてマルベックのグラスワイン(14ペソ)とロブレ Roble のグラスワイン(18ペソ)を。ロブレがとても美味しかった。
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パリジャーダ Parillada を。牛肉、鶏肉、ブラッドソーセージ、モツなどの炭火焼の盛り合わせとなる。サラダにはトマトと人参、卵をチョイス。
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夏なので昼間が長く、夜10時ぐらいまで十分明るい。夕飯後に、未だ開いていたデリやグロッサリーに立ち寄ってみた。
デリのエンパナーダと大きなトルテリーニ風のものは中にチーズや牛挽肉が入っていて美味しかった。
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この街には何故か野良犬が多い。それも結構大型犬が街をウロウロしていて、グロッサリーにのこのこ入ってきてはお店の人に追い出されていた。中央分離帯で悠々としているお犬様などもいた。チベット(中国のチベット自治区)でうろうろしていた野良犬は狂犬病にかかっているので注意するよう言われたものだが、ここの犬達はチベットのようなハングリーな感じはせずのんびりしていて、放し飼いかと思えるぐらいだった。
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ホテルに帰って、食後にマテ茶を入れてもらった。
まずグアンバと呼ばれる軽いひょうたんのような物で出来た容器にマテ茶の葉を入れる。お姉さんはスプーンで数えること7杯も入れていて、それだけで容器の8割ぐらいがいっぱいに。それにグラニュー糖をまた何杯も入れ、お湯を注いで茶こしが先端についたストローのボンビージャで飲む。
苦いのかと思いきやそうでもなく、びわ茶にお砂糖を入れたような味で、案外いけた。
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