プエルト・ナタレスの街からパイネ国立公園に行った。
綺麗な虹が望めた。この旅行では今後多くの虹にお目にかかることになる。
1

パイネ国立公園より手前に、ミロドンの洞窟という物がある。8000万年前、ペルーのナスカは海底にあったが、アンデス山脈の隆起により地上に現れ、その時にこの洞窟なども形成された。そこに1万年前頃に、体長3メートル程度のミロドンという動物が生息していたとか。復元された図では、まるで巨大なビーバーと言ったところか。
2 1

道すがら、色々な野生の動物に出会えた。
コンドルは悠々と大空を我が物顔のように飛んでいた。両羽根を広がると約3メートルもの大きさになるとのこと。
これはメスで、オスには頭の上に冠のような突起がある。
1

1 2

ハイイロギツネ、ダチョウに似たニャンドゥ(ダーウィンレア)。
ハイイロギツネは、人間に何か食べ物をもらった記憶があるらしく、人間を見ると近づいてきた。
1 2

グアナコはペルーのビクーニャに似ており、12月に入って出産した子供を多く連れていた。しかし、ピューマに襲われるので、生存率はわずか10%というのが自然界の法則だそう。
1 2

隼の一種であるカラカラは食事中だった。
1

大小の湖が非常に多く点在するが、白濁していたりコバルトブルーだったりと、それぞれ表情が異なり、いずれも綺麗。
1 2

短い夏を謳歌するように小さな花々や実が結実していた。
青い実はカラファテの実で、見た目も大きさもブルーベリーのよう。黒っぽく熟した物を食べたが酸味がやや強く、中には柿の種のような形の小さな種が4つ程入っていた。
2 1

サルト・グランデ(パイネ滝)に行くには、車を降りて、両側黄色い花の絨毯のような遊歩道を進んで行くが、綺麗な蘭の一種も咲いていた。
1 2

2

1

滝の様子、グレイ氷河の様子は文字数制限により その2