午前中の半日、市内をチリ人の若いドライバーさんに案内してもらうことにした。以前彼はフロリダやテキサスに2年居たとのことで、アメリカのことが良くわかっていたので、その違いなどが話せて面白かった。

太陽光がさんさんと照りつけるサンチャゴ、ビルの壁面全てがソーラーパネルになっている近代化され環境を考えたビルも。
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市街中心部へ。
競馬場、武器庫(画像左)などを外から観た後、憲法広場南に位置する モネダ宮殿 (画像右)へ。
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1970年に大統領にになったサルバドール・アジェンデ氏の立像もある。彼は社会主義化を目指したが、3年後にクーデターが起き、その後ピノチェト大統領となって17年間の軍事独裁政権が始まった。
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2日に一度、朝10時から始まる宮殿の衛兵交代式を観ることが出来た。
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街の中心部には、指定された道路脇の駐車スペースがあり、駐車場おじさんが管理。
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街は古いヨーロッパ式の建物が多いが、法律で外観を一切変えてはならないと決まっており、外壁だけを残して内側を新しい建築にしたりするとのこと。丁度、外壁だけ残してこれから内側を建てようとしている所もあった。
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アルマス広場 には サンティアゴ大聖堂 がある。
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広場の南側には一般大衆的な立ち食いスタンドやファストフード屋が建ち並んでいて、お昼時ともなると大人気。ショーケースに色々なサンプルが置いてあったが、日本とは異なりプラスチック製の食べ物の模型ではなく、本物のピザなどがケースに並べてあった。
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サン・クリストバルの丘 へ。サンチャゴの街よりも288メートル高く、市内を一望することが出来る。
1908年に完成したマリア像が立っており、毎日曜の朝には、ケーブルカーやロープウェイ、徒歩などで登って来た大勢の信者達がミサに参加するとのこと。
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700ヘクタールの公園内には、国木のアラウカリアが生えていた。
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中央市場でお昼を食べることにした。
中央市場の外周に魚屋さんが何軒もひしめき、内側にはレストランがあり、そのレストラン群の中でも一番大きなレストランに入ってみた。
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日本人観光客も多く行くようで、ウニを注文したところ、チリ人は刻んだパセリとタマネギをウニに混ぜて食べるのだが、日本人用にそれらは混ぜられずに別皿になっていてお醤油とワサビが出て来たのにはビックリ。
タラバガニも有名なので、それと一緒に。
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我々が食べている時だけでも、某日本語ガイドブックにもこのレストランが載っているせいもあってか、一番高級そうに見えるせいもあってか、日本人観光客が何組も。
しかし正直言って、このお店は観光客目当てで決して食べ物のクオリティーはよろしくなく、東京に入って来たチリ産ウニの方がずっと美味しかった。
こんなはずではないと、この後ウニを他店で再挑戦することにするなどしたが、後に食べたチリのシーフードがどれだけ美味しいかを知ることとなった。

市場の様子などは [ その2] へ。