今日は街行く人達の中に、おでこに黒いしるしをつけた人達を大勢みかける灰の水曜日。
2年前にもこの行事に関して記事にしたので重複になるが、一年に一度のことなので復習も兼ねて。

おでこに黒いしるしをつけたままレストランで食事をしていたり、買い物をしていたり、テレビのコメンテーターにもつけている人が出演していたり。
キリスト教の復活祭から46日前を「灰の水曜日 ASH WEDNESDAY」と称し、キリスト教徒の人達は今日教会に行ってそのしるしをおでこにつけてもらうんだとか。

アジア系の人達は見かけなかったが、老若男女を問わず、白人、ラテン系、アフリカ系の人達など。ビジネスマンはもとより、だぼだぼのジーンズを思いっきり下にずり下げてチェーンネックレスなどをじゃりじゃりつけたラッパーのような黒人のやんちゃそうなお兄ちゃんですら、おでこにつけていた。
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タイムズスクウェア界隈では、どう見ても観光客のような人も。
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教会に通りかかったところ、この教会では早朝と夜に二回そのセレモニーを行っているようだった。
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一方、昨日はマルディグラ(MardiGras)と言われ、ニューオーリンズなどのパレードが有名で世界三大カーニバルの一つになっている。
その日は「肥沃な火曜日 FAT/SHROVE TUESDAY」と言われ、翌日、つまり今日の灰の水曜日から復活祭までの46日間、自分の好きな食べ物などを断つので、その前日は多いに食べることからそう呼ばれているとか。

灰の水曜日とは
wikipediaより
灰の水曜日(はいのすいようび)はキリスト教カトリック教会をはじめとする西方教会の典礼暦年のうちの一日。復活祭の46日前で四旬節の初日にあたる。本来はカトリック教会の行事だが、その流れを汲むプロテスタント教会(聖公会、ルーテル教会など)でも行われる。
カトリック教会ではこの日に大斎および小斎が守られるのが標準となっている。一般に典礼色は紫を使用する。この日の典礼では、前年の枝の主日(聖週間の初日となる主日、すなわち復活祭の一週間前)に使用された棗椰子(なつめやし)または棕櫚(しゅろ)の枝(北方地域では猫柳(ねこやなぎ)が使用される)などを燃やした灰の祝別式と塗布式が行われる。

マルディグラとは
wikipediaより抜粋
マルディグラ (仏:Mardi gras) とは、フランス語で「肥沃な火曜日」の意で、謝肉祭の最終日、灰の水曜日の前日を意味する。英語の「Shrove Tuesday」(告解火曜日、懺悔の火曜日)に相当する。マルディグラの日は、2月3日から3月9日の間の、各年のイースターの日に影響を受ける移動祝祭日である。
カトリック教会などの西方キリスト教における四旬節の前に行われる祝賀であるため、アメリカ合衆国南部(ルイジアナ州全般、アラバマ州、テキサス州、フロリダ州など)や、カリブ海の多くの国、南アメリカ、ベルギーなどヨーロッパ各地で行われている。ニューオーリンズ(アメリカ合衆国)のニューオーリンズ・マルディグラが有名だが、今は宗教色は消えパレードや音楽が中心の祭りになっている。その規模は、リオのカーニバルと同じく世界の主要カーニバルのひとつに数えられる。