ブライスキャニオン国立公園(翌日の朝) Bryce Canyon National Park

ブライスキャニオンは、今回訪れた場所では一番標高が高いこともあって寒い。
我々が行く前日には、華氏マイナス7度(摂氏マイナス21.7度)まで下がっていて、その地域の最低気温の記録は華氏マイナス9度なので、後一歩記録を塗り替えることが出来なかったのだそう。
幸いなことに、我々が行った日はそれほど寒くなく、ホテルでチェックインした際に明朝の一番冷え込む明け方は何度ぐらいだろう?と聞いたところ予報では華氏0度(摂氏マイナス17.8度)まで下がるらしいよと言われた。
しかし、これまたラッキーなことに実際には華氏14度(摂氏マイナス10度)ほどあり、摂氏マイナス14度をNYで体感しているので、防寒対策も万全で問題はなかった。

やはり冬の澄んだ空気の中の日の出は素晴らしい。尖塔に徐々に朝日がさして行くと、その赤い色がますます照り映えて、本当に綺麗だった。
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サンライズポイントから、尾根伝いに行くトレイルの道が通行可能だったので、途中まで降りてみた。今まで見降ろしていた尖塔達が、実はとても巨大であることが実感でき、なかなか面白かった。
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ブライスキャニオンを後にし、続いてアーチーズ国立公園へ。

アーチーズ国立公園 Arches National Park

世界で一番多くのアーチ型の岩がある公園で、約1500ものアーチが確認されている。
アーチーズで一番有名な通称デリケートアーチは、日没時が非常に綺麗とのことだったので、パークレンジャーさんに観に行くべき時間帯などを教えてもらい、その前に通称 パークアヴェニュー と言われる場所だけを先に観ることにした。
フィンと呼ばれる大きな衝立のような岩が谷の両側に林立していることから、NYのパークアヴェニューのようということで、この名がついたとか。実際のパークアヴェニューよりもよほど迫力があるような気がしたが。
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3人がまるでヒソヒソ話しているかのようということで名付けられた スリーゴシップス(画像左)。
ジャムなどにもあるジェニパーベリーが実っていた(画像右)。
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コートハウスタワーズ と言われる辺りからの眺め。
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デリケートアーチ に行くには、最寄の駐車場から2.4キロ程のコースを歩いて行く方法しかない。途中には小石が積まれたミニケルンが道しるべとなる。はるか彼方には、バランスロックやダブルアーチと言われるエリアが見える。
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デリケートアーチにたどり着く前にひとつの大きなアーチがあり、そこのアーチからデリケートアーチを見ることが出来る。
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デリケートアーチに夕日が射し、とても綺麗だった。左の中ほどに人が居るが、それでアーチの大きさがわかるだろうか。このアーチはユタ州のシンボルとして、車のナンバープレートにも描かれている。
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尾根の反対側には、これからデリケートアーチのようになっていくであろうアーチ予備軍の岩肌があった。
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日が暮れて公園を去る時には、満天の星空で、人工衛星なども見ることができた。
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夕食はペイジ Page の街のピザ店へ。ワインやビールと共に、ピザとグリルしたチキンの乗ったサラダを。
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