相当前になるが、日本でスキーにひと頃は良く行っていたのだが、こちらに来てからはいつでも行ける、と未だ行ったことがなかく、今期も特に行く予定はしていなかった。
しかし全く笑うのだが、2月に冬のグランドキャニオンやブライスキャニオンに行くにあたり、天候や気温を調べると非常に寒そうで、グランドキャニオンではミュール(馬とロバの混血種)に乗る予定でもあったので、さぞや寒かろうとスキーパンツを買うことに。結局私はわずか2回の着用、宿六は全く使用せずに終わった。
このままではわざわざ買ったスキーパンツがもったいないという単純な理由から、ではスキーにでも行くか、ということとなった。

丁度月曜(1日)にはNYも降雪があり、10インチ以上(約25.4センチ以上)積もり、5年ぶりにNYの公立学校も学校閉鎖になる大雪だった。
ならばとこの週末に計画したが、全くの三寒四温。マンハッタンでは週の後半に気温が摂氏17度まで上がり春を思わせる陽気。

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マンハッタンから車で約2時間半程度で行けるアップステートにある人工スキー場であるハンターマウンテンに行くことにした。
この日曜は、ハンターマウンテンの最高気温は華氏59度(摂氏15度)と暖かくなり雪質は最悪だったが、陽気に溢れた春スキーを楽しめた。
車椅子スキーヤーもおられ、他のお客さんと共に、エンジョイされていた(画像左)
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ハンターマウンテンに到るまでの中腹には、岩から滲み出た水が凍って綺麗だったが、高校生ぐらいの若者達がそこをクライミングして楽しんでいた。
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みな、それぞれの楽しみ方で、残り少ない冬を謳歌しようとしているかのようだった。