日本でもいよいよ裁判員制度が導入されるとのこと。
全くどういったシステムなのかわかっていないが、アメリカでの陪審員制度の話は良く聞いたのでそれに似ているのだろうか。
陪審員制度と言えば、非常に古い白黒の映画でヘンリー・フォンダ主演の「12人の怒れる男」を思い出す。たった一人だけ他の11人と違う意見だったが、徐々に彼の説得により、11人全員の視点が徐々に変わっていくというほぼ密室で行われる心理劇に感動した覚えがある。
全くどういったシステムなのかわかっていないが、アメリカでの陪審員制度の話は良く聞いたのでそれに似ているのだろうか。
陪審員制度と言えば、非常に古い白黒の映画でヘンリー・フォンダ主演の「12人の怒れる男」を思い出す。たった一人だけ他の11人と違う意見だったが、徐々に彼の説得により、11人全員の視点が徐々に変わっていくというほぼ密室で行われる心理劇に感動した覚えがある。
アメリカ人の友人何名かが陪審員になっていたので、話を聞いたことがあった。
ある友人の場合。
セントラルパークの外側の歩道は平らではなく結構ごつごつと凹凸があるのだが、そこで転んだおばあさんが腰や頸椎などを痛めた為、歩道の管理者であるNY市を相手どって訴訟を起こしたケース。陪審員12人と補欠の数名がわざわざ裁判所からバスで現場検証。陪審員は検証中に意見貢献などをしてはならないので、十数名の大人がぞろぞろ無言で検証する姿は異様だったと。友人はあまりに下らない訴訟なので「からかってんの?! Are you kidding me?」と裁判時に本人に言ってやりたいと思ったぐらいだったそうだが、あいにく補欠要員だったので、最後まで裁判に参加できずに残念だったと冗談まじりに言っていた。
セントラルパークの外側の歩道は平らではなく結構ごつごつと凹凸があるのだが、そこで転んだおばあさんが腰や頸椎などを痛めた為、歩道の管理者であるNY市を相手どって訴訟を起こしたケース。陪審員12人と補欠の数名がわざわざ裁判所からバスで現場検証。陪審員は検証中に意見貢献などをしてはならないので、十数名の大人がぞろぞろ無言で検証する姿は異様だったと。友人はあまりに下らない訴訟なので「からかってんの?! Are you kidding me?」と裁判時に本人に言ってやりたいと思ったぐらいだったそうだが、あいにく補欠要員だったので、最後まで裁判に参加できずに残念だったと冗談まじりに言っていた。
別の友人は2度召喚されたそうだが、それぞれいつまでかかるか全くわからず、関係者以外の他の誰とも話せず、事件への考え方に影響を受けてはならないのでテレビやラジオなどほかの媒体からの情報も一切遮断され、有罪か無罪かを12人全員の意見が一致するまで話し合わなければならないのは大変と。
召喚され裁判所に行ったは良いが、延々待たされ○○日まで延期と裁判官が言って解散する場合もあり、全くその後の予定が立てられないとこぼしていた。
召喚され裁判所に行ったは良いが、延々待たされ○○日まで延期と裁判官が言って解散する場合もあり、全くその後の予定が立てられないとこぼしていた。
また別の友人の場合は、最初に召喚された際に抗がん剤治療で病院通いをしていたので医師の証明書をとって召喚に応じられないと延期してもらったが、それでも1年ほど後にしっかり召喚されていた。
外からの意見や情報を入れてはならないと言うことで、大きな事件などになると、陪審員がホテルなどに缶詰めにされることもあるが、携帯電話などもあることから、情報からの遮断というのは今後ますます防ぎきれないのではないか、とも言っていた。
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友人達にもかつて届いていたので、特段驚くことではなかったが、それにしても、英語も良くわからない外国人を陪審員に選ぶ方も選ぶ方かと。
我々の場合は、外国人で英語が不十分であり、かつビザの期限などを証明するパスポートのコピーの添付と共に返送してお断りしたが、友人の友人などは、全く英語ができないことから、英語がある程度わかる人に陪審員になれない理由欄を代わりに書いてもらって返送したところ、「あなたは十分英語が出来るから陪審員になれるので裁判所に来なさい」とされたこともあるとか。。。
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