長良川温泉は単純炭酸鉄泉。前日も入ったが、朝風呂もなかなか気持ち良く、前夜夕食をしっかり食べたはずなのに朝食もちゃんと食べてしまった。
近隣を散策することに。
岐阜大仏 を観に。
正法寺(しょうほうじ)に安置されている大仏は、奈良・鎌倉の大仏と併せた日本3大大仏のひとつ。高さ13.63メートル、顔だけで3.6メートル。木と竹と粘土で土台を作った上に経典を書いた和紙を貼り金箔で仕上げた乾漆仏で、この技法では日本一の大きさなのだとか。
天保3年(1832年)に完成。京都の宇治にある黄檗山万福寺の末寺にあたる。
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近隣を散策することに。
岐阜大仏 を観に。
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天保3年(1832年)に完成。京都の宇治にある黄檗山万福寺の末寺にあたる。
続いて 岐阜城 へ。
標高329メートルの金華山の山頂にあり、建仁年間(1201~1204年)に最初の砦が造られ、斎藤道三や織田信長の城となった。現在は1956年にコンクリートで復元され、平成9年に改修されたもの。
天守閣からは360度のパノラマとなっており、長良川をはさんだ反対側にはプロ野球の試合も行われる長良川球場などがある。
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岐阜市歴史博物館 へ。
岐阜の歴史などが展示され、この時の特別展は魯山人展だった。
面白かったのは、織田信長が堺の商人である津田宗及を招いて茶会を開いた時のお料理が復元してあったコーナー。ボランティアの解説員の方が、色々と説明して下さった。
3の膳まであり、アワビあり、コノワタあり、クラゲあり、焼鳥として雉肉、白鳥の肉など。白鳥は、当時は大変なご馳走だったとか。
それぞれの膳に椀物がつくが、山のもの、海のもの、肉類と分けてある。
当時は、塩が非常に貴重だった為、塩を盛った一皿がそれだけでお料理の一品になった。味噌はあったが、醤油がなく、お刺身などは酢をつけて食べていた。
また、砂糖がなかったので、干し柿など果物から甘みをとっていた。
庶民は勿論、このような食事をしていたわけではないし、これらの料理も織田信長がいつも食べていたものとは違う模様。
岐阜の歴史などが展示され、この時の特別展は魯山人展だった。
面白かったのは、織田信長が堺の商人である津田宗及を招いて茶会を開いた時のお料理が復元してあったコーナー。ボランティアの解説員の方が、色々と説明して下さった。
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それぞれの膳に椀物がつくが、山のもの、海のもの、肉類と分けてある。
当時は、塩が非常に貴重だった為、塩を盛った一皿がそれだけでお料理の一品になった。味噌はあったが、醤油がなく、お刺身などは酢をつけて食べていた。
また、砂糖がなかったので、干し柿など果物から甘みをとっていた。
庶民は勿論、このような食事をしていたわけではないし、これらの料理も織田信長がいつも食べていたものとは違う模様。
鮎のなれ寿司である鮎鮨は、江戸への献上品ともなっており、愛知の一ノ宮経由東海道を運ばれていたので、その道を鮎鮨街道とも言われた。まるで福井の小浜から京都まで鯖が運ばれ名付けられた鯖街道のよう。
鮎鮨は、江戸に到着する約5日間の間に丁度良い食べ頃になっていたとか。
鮎鮨は、江戸に到着する約5日間の間に丁度良い食べ頃になっていたとか。
昔ながらの格子戸の家屋が建ち並ぶ 川原町 に行ってみた。
画像左はお城から見降ろした川原町の一角。
鮎がまた食べたくて、お昼に 美乃壱 へ。岐阜市長良鵜飼屋22-1 058-233-0251 www.minoichi.com
2100円の壱らく御膳にした。
向付にはもずく酢と川魚のもろこの佃煮。鮎は稚魚を川に放流した半天然。鮎は焼き加減が難しいそうなのだが、このお店はパリっと焼いてあり香りがとても良かった。
鮎釜めしと、麩のお味噌汁に香の物と、果物。
確かに鮎は前日食べた鵜が獲った天然物とは異なるが(その天然鮎料理の様子は こちら)その分肉厚でこれはこれで美味しい。
2100円でこれだけ美味しいのであれば、ほかに3675円、5250円のコースがあるそうなので、そちらも楽しみかも。
画像左はお城から見降ろした川原町の一角。
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鮎がまた食べたくて、お昼に 美乃壱 へ。岐阜市長良鵜飼屋22-1 058-233-0251 www.minoichi.com
2100円の壱らく御膳にした。
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確かに鮎は前日食べた鵜が獲った天然物とは異なるが(その天然鮎料理の様子は こちら)その分肉厚でこれはこれで美味しい。
2100円でこれだけ美味しいのであれば、ほかに3675円、5250円のコースがあるそうなので、そちらも楽しみかも。
今回の小旅行は、なかなか盛り沢山で面白く、美味しい食べ物に出会えて良かった。
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