岐阜の郡上八幡方面へ。

まずは郡上八幡よりも北上し、越美南線の終点よりも奥にある 阿弥陀ヶ滝 へ。
落差60メートルの滝で、「日本の滝100選」にも選ばれている。
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駐車場に降り立った時点でも涼しく感じたが、滝界隈はずっと涼しくマイナスイオンいっぱいと言ったところで気持ち良かった。
滝界隈は禁漁区となっていることもあって、大きな岩魚がゆうゆうと泳いでいるのが綺麗な水を通して見ることが出来た。

正ヶ洞の棚田 を望む。
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越美南線の白山長滝駅のホームには、座布団まで置いてあって、のどかな雰囲気が良い。
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ずっと長良川沿いに下って郡上八幡に向かうが、長良川では鮎のとも釣りをしている人が多数。
郡上八幡では、川の両岸からまるで鯉のぼりを張ったかのような鮎が泳いでいたのが面白かった。
郡上鮎は平成20年に地域特定産物の指定を淡水魚としては全国で初めて受けた。これは越前蟹、松阪牛、大間マグロなどのようにその地域以外で獲れた産物にその名称を付けることを法令で禁止するもので、所謂ブランド鮎となる。
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郡上八幡城 は遠くからでも良く望める。
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1559年に築城、1933年に再建されたものだが、中にはエレベーターなどがなく木造。
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郡上八幡は清流の町。
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「日本の歴史的風土百選」に「城下町郡上八幡の町並み」が選ばれた。
御用用水は、1660年頃に城主の遠藤常友が防火を目的として4年かけて整備した。今でも、各家の軒先にはバケツが吊るされている。
以前に大火がおこり、道幅を広げた為、職人町と鍛冶屋町との境目は道がやや曲ってしまっているとか。
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隣の美濃市も「うだつの上がる歴史的町並み」として同じく百選に選ばれているが、この郡上八幡も卯建(うだつ)がある家々が多い。うだつは長野の小諸近くの海野宿で観て以来。
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うだつ(卯建)とは
wikipedia より抜粋

平安時代は「うだち」とよばれたが、室町以後うだつと訛った。本来は梁(うつばり)の上に立てる小さい柱のことをいった。そののち、切妻屋根の隣家との間についた小さい防火壁で、1階屋根と2階屋根の間に張り出すように設けられているものも「うだつ」と呼ぶようになる。
設置するにはそれなりに費用も要し、比較的裕福な家に設けられることが多かったことから、慣用句として使われるうだつがあがらないの語源となっている。