夏の高校野球の愛知大会を観に熱田球場へ。愛知県は参加184校で、10か所の球場で行われているとのこと。3回戦の津島高校対名城大学付属高校の試合を観戦した。

大阪に住んでいた頃には、甲子園に高校野球を何度も観に行ったものだが、地方大会を観たことがなかった上、最近は大リーグのNYヤンキース戦やNYメッツ戦、ナゴヤドームでの中日戦が記憶に新しいところなので、高校生の野球はとても新鮮だった。

球場の外では第一試合の選手達が着替えをしていたり、チケットを売っているのも高校生、チケットの半券を切ってくれるのも高校生だったり。
夏の大会は3年生にとっては負ければ後がないこともあってか、本当に一生懸命さが見ていて伝わって来るのも良い。ワンプレイごとに一喜一憂する表情もイキイキしている。
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プレイの技術面や応援にしてもプロとは勿論比較にならないが、全てにおける手作り感がとっても良い。
得点を表示するプレートも人が点数が入る度にかけかえていて、昔の手書きで挙げていた甲子園球場を思い出した。
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応援にはブラスバンドなどもなく、伴奏も掛声もメガホンを使った人の声と拍手だけ。
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観客もそれぞれの高校の関係者らしき人達が固まって応援し、残る観客は相当な野球ファンや地元ファンがまばらに座っているが、老若男女を問わずの応援。5回が終わると、一息入れるためだか、父兄会が全く見ず知らずの我々にまでジュースをふるまって下さった。中には、どちらのチームにも知り合いが居るということで1塁側や3塁側を行ったり来たりしている人も。
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試合はなかなか面白い展開となったが、最後は名城大学付属高校が7対4で津島高校を下した。
終わっても、両者の応援団によるエールの交換が行われ、以前に観に行った早慶戦などを思い出させてくれたが、プロにはないすがすがしさが非常に良かった。

※プロ野球ではない為、各選手の顔写真の掲載についてどの程度まで許容されるものか不明でしたので、遠景での画像のみと致しました。