イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

マンハッタンにある大型カメラ店の B&H Photo Video Pro Audio 社。
日本からオンラインで購入している人も多いと聞くが、とにかくこのお店のしくみが面白く、こんなにストレスを感じずに買い物が出来るお店がアメリカにあるのかと驚くぐらい。

まず入って驚くのは、店員さんがジューイッシュ系(=Jewish ユダヤ系)、しかも一番戒律を重んじるヘシディックの男性ばかりというのに最初は面食らう。

案内のおじさんが要件を聞いてくれ、どのセクションや列に並ぶのかを指示してくれる。
モデルを見るだけだと、その物に触れることが出来るが、いざ購入したい場合は、担当の店員さんに相談して買う。皆の商品知識が凄く高く、あっという間にその場でこちらの欲しい物の在庫確認などをコンピューターでチェックしてくれ、いざ買うとなると、そのコンピューターで入力された情報が倉庫に流れて別のデリバリー担当がさっと我々の所に商品を持って来てくれる。
1

担当の店員が入力を済ませるとそばにあるシューターのようなベルトコンベアに商品を乗せ2階の売り場から1階のレジに商品が運ばれて行くが、一階天井などにはそのベルトコンベアが張り巡らされているので、その様子が良くわかる。
お客さんは支払用の紙だけ持ってレジへ。
1

レジのセクションで会計も済ませ(画像左)、支払ってから初めてベルトコンベアに乗ってやってきた購入物を手に出来るしくみ(画像右)。
1 2

物品の相談や故障であれば、お客様相談カウンターのようなずらっと並んだ窓口に行き、相談に乗ってもらう。

さすが商売に長けたジューイッシュの方々のお店だけあって、無駄がなく、お客をなるべく待たせないしくみになっているのだが、土曜日は完全に定休日で金曜もお昼過ぎには閉店というのが面白い。
ジューイッシュの方達なので、金曜は日没から、そして土曜は一切働いてはいけないからなのだが、春の過ぎ越しの時などは10日間連続でお休みとなる。
昨年の過ぎ越しは4月19日の日没から4月27日の日没前までだったので、その前日から定休となった。
2