犬山を訪れた。
やはり犬山と言えばそのランドマークとなっている国宝の
犬山城。
1537年(天文6年)に織田信長の叔父である織田与次郎信康が造った。小牧長久手の合戦(1584年)には、豊臣秀吉が大阪から兵を率いて犬山城を拠点として、小牧城にいた徳川家康と戦った。後の明治の廃藩置県で廃城になり天守閣以外の建物のほとんどが取り壊された。
国宝のお城は犬山城、彦根城、姫路城、松本城の4つがあるが、犬山城が最も古い。
天守閣からは四方が見渡せ、お天気が良いと名古屋市内、小牧城、岐阜城なども望めるとのこと。
外観は三層となっているが、内部は4階、石垣は2階となっていて、急な木造の階段を上がっていく。石垣は自然石をそのまま積み上げた野面積(のづらづみ)で、5メートルほどの高さ。
一階には創建当時の城主の部屋があり、その後ろには警護の武士の隠し部屋も(画像右)。
1537年築城当時の鬼瓦。
からくり展示館 へ。犬山祭は、からくり人形を乗せた山車が街に繰り出すのだそうだが、そのからくり人形が展示してあった。
また、その山車は
犬山市文化史料館 に2基展示してあった。
国宝の茶室である
如庵 じょあん のある有楽苑(うらくえん)へ。信長の実弟が1618年(元和4年)頃に建てた如庵のある日本庭園内には、萩がちらほら咲き始めていた。
城下町のメインストリートとなる
本町通り。山車の倉庫なども。
小島醸造 で犬山名産の荵苳酒(にんとうしゅ)を購入。
約400年前の慶長2年に造られ、尾張最古の銘酒。お米をベースにしたお酒だが、すいかずらの液が加えられているとのこと。度数は24度とリキュール感覚で、とても甘く米麹の味が口に広がって美味しかった。(360ミリリットルで1410円)
お昼はお豆腐をベースにしたお料理を「浦嶌」で。その様子は
こちら。
ティータイムは「椿」で、初挑戦のコーヒーぜんざいなどを。その様子は
こちら。
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