渥美半島に行ったことがなかったので行ってみることにした。
渥美半島の北側の福江漁港の界隈では、アサリ漁をしていた。
渥美半島の先端の伊良湖岬からは、伊勢湾をはさんだ鳥羽方面などのシルエットが良く見える。鳥羽まではフェリーで55分で行けるのだとか。
伊勢湾の入り口にはいくつかの島が点在するが、伊良湖岬に近い神島と渥美半島の間を行き交う漁船が非常に多かった。今日が特に風が強かったのかどうかは良くわからないが、結構な波がたっていた。
伊良湖岬で昼食を。大アサリ定食1500円。焼きアサリが2つと、アサリのフライ、アサリのしぐれ煮、アサリのお味噌汁がつく。
岩牡蠣定食1500円には、岩牡蠣1個と、牡蠣フライ、アサリのしぐれ煮、アサリのお味噌汁。
岬の大衆的なお店に行ったこともあるが、アサリのフライなどは衣部分が多めで、以前に三重の桑名で食べたハマグリのフライの方がずっと美味しかったかと。その様子は
こちら
藤村藤村の「椰子の実」の句碑のある展望台からだと、遠州灘側が良く見える。
渥美半島突端と恋路ヶ浜。
日出の石門。丁度、漁を終えて戻ってくる漁船が多かった。
太平洋ロングビーチ。
この日は大きな望遠レンズなどをつけたカメラマン達が大勢いたので、何事かと聞いてみると、鷹渡りを観測しているとのこと。不勉強にも「鷹渡り」なるものを全く知らなかったのだが、10月上旬に東北や関東や中部の太平洋側で繁殖したサシバと言われる鷹など数種類が南下して、伊良湖岬に集まる。そして、上昇気流を利用しながら伊勢湾を渡って次々に移動して行くのだそう。伊良湖岬→紀伊半島→淡路島→四国→豊後水道→九州→宮古諸島や伊良部島→東南アジア へと順次渡って行く。
先週末に多数の鷹渡りが見られたそうで、今日は全然観られないとのことだったが、偶然一羽が悠然と飛んでいるのが観られた。(尾の形からして鳶かも?)
渥美半島は、伊勢と同様、漁業が主かと思っていたが、とにかくビニールハウスが多いことに驚いた。
風は強くても日差しがあって温暖なせいか、イチゴやメロンの栽培が有名で、丁度今はハウス内では菊の栽培、外ではキャベツを作るなどしていた。
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