岐阜の美濃や関に行ってみることにした。
関市にある 高賀神社 へ。
色づきかけたイチョウ、南天、そしてドウダンツツジが非常に綺麗だった。
色づきかけたイチョウ、南天、そしてドウダンツツジが非常に綺麗だった。
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美濃市
日本一うだつ(卯建)のある街並として有名なので一度行ってみたかった。
うだつとは: wikipediaより抜粋
平安時代は「うだち」とよばれたが、室町以後うだつと訛った。本来は梁(うつばり)の上に立てる小さい柱のことをいった。そののち、切妻屋根の隣家との間についた小さい防火壁で、1階屋根と2階屋根の間に張り出すように設けられているものも「うだつ」と呼ぶようになる。
設置するにはそれなりに費用も要し、比較的裕福な家に設けられることが多かったことから、慣用句として使われるうだつがあがらないの語源となっている。
旧美濃駅舎 には、古い3種類の路面電車が公開されていた。観に来ていたのは、所謂てっちゃん系の男性ばかりだったので、いささかビックリ。。。
美濃市の目の字通り
1300年前から紙漉きの技術で有名。江戸時代に飛騨3万石を治める金森長近が領主となって小倉山城と城下町を築いた。水害を避けて丘の上に築かれた城下町は、一方で水利が乏しかったことから防火や類焼防止の為にうだつが設けられ、次第に富を競うように装飾がほどこされていく。東西2本の通りと4つの横町からなる形が「目」の形に似ていることから目の字通りと呼ばれている。
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美濃市の目の字通り
1300年前から紙漉きの技術で有名。江戸時代に飛騨3万石を治める金森長近が領主となって小倉山城と城下町を築いた。水害を避けて丘の上に築かれた城下町は、一方で水利が乏しかったことから防火や類焼防止の為にうだつが設けられ、次第に富を競うように装飾がほどこされていく。東西2本の通りと4つの横町からなる形が「目」の形に似ていることから目の字通りと呼ばれている。
うだつは長野の小諸や、岐阜の郡上八幡(その様子は こちら) や、岐阜の中津川宿(その様子は こちら)で観たが、なるほど、美濃のうだつは、その語源から派生した「うだつが上がらない」の意味はこういうことかと良くわかるほど、豪華なうだつを観ることが出来た。
文化庁の伝統的建造物群保存地区に選定された街並は非常に綺麗。
文化庁の伝統的建造物群保存地区に選定された街並は非常に綺麗。

豪華なうだつの上がった家々(全部で19軒)の通りと、普通のうだつの通りとでは趣もまた違う。
今井家 は内部を公開してくれているので、その様子は非常に良くわかった。

江戸末期から昭和16年頃まで庄屋を務めた和紙問屋。今井家のうだつは鬼瓦が小さく懸魚(以下の図解を参照)もなく最も古いうだつの形式。
市内最大規模の間取りとなっている。帳場から通りを見る(画像左)。明治時代の改築の後につけられた明かりとりは天井から約3メートルの高さ(画像右)。
奥座敷からは水琴窟のある庭につながっており、4つある蔵それぞれが資料館などになっていて、美濃の歴史やうだつについても解説されている。
うだつのデザインの変遷など、時代によっても違っているようで、どんどん豪華になって行くのも面白い。
小坂家 は、この街で唯一国の重要文化財になっている建物。
江戸時代から続く造り酒屋。鬼瓦がない軒飾りはこの家のみで、上方風のむくり屋根と言われる屋根になっている。
登美家里泉 では地元の大吟醸酒を使った酒饅頭があるとのことで行ってみたが、すでに売り切れ。うだつ饅頭?なるものがあった。どら焼きのような皮にうだつのマークが焼き印されている。このどら焼きは生姜が利かせてあったのには驚いた。
和紙を使った提灯屋さんも多くあり、実際に造っておられる様子も見学出来た。
和紙によるアートも軒先に常時展示されていて、美濃和紙あかりアート館 でもその多くを観ることが出来た。
美濃市を後にして関市へ。関市は鰻で有名な街とのことで、みよし亭 で夕食を。
その鰻は非常に美味しく、なかなか盛り沢山な一日となった。
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今井家 は内部を公開してくれているので、その様子は非常に良くわかった。

江戸末期から昭和16年頃まで庄屋を務めた和紙問屋。今井家のうだつは鬼瓦が小さく懸魚(以下の図解を参照)もなく最も古いうだつの形式。
市内最大規模の間取りとなっている。帳場から通りを見る(画像左)。明治時代の改築の後につけられた明かりとりは天井から約3メートルの高さ(画像右)。
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奥座敷からは水琴窟のある庭につながっており、4つある蔵それぞれが資料館などになっていて、美濃の歴史やうだつについても解説されている。
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うだつのデザインの変遷など、時代によっても違っているようで、どんどん豪華になって行くのも面白い。
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小坂家 は、この街で唯一国の重要文化財になっている建物。
江戸時代から続く造り酒屋。鬼瓦がない軒飾りはこの家のみで、上方風のむくり屋根と言われる屋根になっている。

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登美家里泉 では地元の大吟醸酒を使った酒饅頭があるとのことで行ってみたが、すでに売り切れ。うだつ饅頭?なるものがあった。どら焼きのような皮にうだつのマークが焼き印されている。このどら焼きは生姜が利かせてあったのには驚いた。
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和紙を使った提灯屋さんも多くあり、実際に造っておられる様子も見学出来た。
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美濃市を後にして関市へ。関市は鰻で有名な街とのことで、みよし亭 で夕食を。
その鰻は非常に美味しく、なかなか盛り沢山な一日となった。
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