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NY市にはマンハッタンを中心にして、東南のブルックリン、東のクイーンズ、北部のブロンクスに地下鉄網が張り巡らされている。
マンハッタンの中心42丁目のポートオーソリティ(タイムズスクウェア)から、東に伸びてラガーディア空港の先のクイーンズのフラッシング Flushing までを結ぶ紫色の7番線には結構お世話になった。
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マンハッタンを出ると地上の高架になり、真下には枕木などから透けて往来する人や車を見ることが出来る。
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車窓からマンハッタンの眺めも良いのだが、落書きだらけのビルなど独特の車窓の風景も広がる。
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7番線の東の終点はフラッシング Flushing。マンハッタンの中華街のように観光化されていない本来の中華街が広がり、またその奥にはマンハッタン内のコリアンタウンとは比較にならないぐらいの広範囲に広がるコリアンタウンがある。
フラッシングの中華や韓国系レストランは自分達のコミュニティの人達向けでアメリカ人の舌を意識していないので、とても美味しい。
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フラッシングの駅より1駅だけ西には Willets Pt Shea Stadium という駅がある。画像中央の高架線路が地下鉄で、駅を降りて北側にはNYメッツの本拠地のかつてはシェイスタジアム(画像奥の左 今はもうない)、今期からは新しいシティフィールド(画像奥の右)があり、南側にはフラッシングメドーパーク内に毎年開かれるUSオープンテニスの会場となるアーサーアッシュスタジアム(画像手前)などがあり、良く通わせてもらった。
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そしてその終点に到るまでには、エルムハースト Elmherst やジャクソンハイツ Jackson Heights などがあり、メキシコ人街、コロンビア人など中米コミュニティ、インド人街、ベトナムやフィリピンなど東南アジアコミュニティなどが沿線に続き、白人以外(ロシア人街やポーランド人街などは別の地下鉄沿線に広がる為)の人達の乗車率が高い。
8年ぐらい前には、色々な人種の人達が自分達の食べ物を広げ、車内は色々な匂いが入り乱れて足元などは非常に汚かったとも聞くが、今はずいぶん改善されているかと。
地下鉄ダイヤ変更の貼り紙などは英語は勿論あるが、車内には中国語とスペイン語表記が欠かせないのも乗降客層を表している。
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車内で話される言語も英語以外が多く聞こえ、現在進行形の移民の国を実感できるのが、私にとっては面白かった。