平日のマンハッタンでの駐車場探しは大変。あったとしても高額。
日曜日は無料で路駐できる道路や、土日共に路駐できる道路などもあるが、平日は高い値段の有料駐車場に入れるか、10分1ドル(場所によってレートが異なる)で上限は1時間までというパーキングメーターの所に停めることとなる。しかもパーキングメーターは25セント硬貨しか入れられず、停めたい時間分の25セントコインを多量に用意しておくのも大変。プリペイド方式等の駐車カードがあるようだが。
一般のパーキングに短時間停めると結構お高い。ブロードウェイ界隈だと1時間までが24ドルなど。
何故、そんなに駐車事情が悪いかと言うと、公務員が142000枚もの駐車フリーパスを持っていること。ほかに、連邦政府や地方政府が独自に発行したものや、市がマスメディアに発行した2000枚ものフリーパスに原因がある。
その公務員用の142000枚には2種類あり、警察や教師などの勤務先近くに駐車する時に使用する12万枚分と、FBIや警察捜査官などが持つ駐車料金不要で駐車禁止区域にも駐車できる22000枚。
一番問題なのは、前者のフリーパスが市の役員が自由に発行でき、コピーも出来てしまうことだとか。
ブルンバーグ市長が、この現状を駐車場不足の原因として挙げ、フリーパスの数を2割減らすと発表したが、あまりにも多くのフリーパスが発行されているので、実は総数が把握できていないとも言われていた。(数値等は US FrontLineより)
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何故、そんなに駐車事情が悪いかと言うと、公務員が142000枚もの駐車フリーパスを持っていること。ほかに、連邦政府や地方政府が独自に発行したものや、市がマスメディアに発行した2000枚ものフリーパスに原因がある。
その公務員用の142000枚には2種類あり、警察や教師などの勤務先近くに駐車する時に使用する12万枚分と、FBIや警察捜査官などが持つ駐車料金不要で駐車禁止区域にも駐車できる22000枚。
一番問題なのは、前者のフリーパスが市の役員が自由に発行でき、コピーも出来てしまうことだとか。
ブルンバーグ市長が、この現状を駐車場不足の原因として挙げ、フリーパスの数を2割減らすと発表したが、あまりにも多くのフリーパスが発行されているので、実は総数が把握できていないとも言われていた。(数値等は US FrontLineより)
月極めの駐車料金では、マンハッタンのミッドタウンが全米1位の高額料金で平均630ドル。特に高いとされるコロンバス・サークルの駐車場では925ドル。マンハッタンのダウンタウンでは平均が500ドルで全米2位。
一方、アメリカの他の東部の都市では、ボストンで平均400ドル、フィラデルフィアで平均297.5ドル。一番安い地域はテネシー州メンフィスで平均20ドル。全米の平均は152.38ドルとのこと。
世界的に見ると、最も高額なのはロンドンで、中心部での月極めの料金は米ドル換算にすると平均1198ドルだそう。
また、景気が右肩上がりの時期には、住宅専用の駐車場の価格が前年よりも2倍に上がるなどし、昨年完成のコンドミニアムの地下駐車場が1台あたり22万5000ドルをつけていた。現在はその価格も下がっているものと思われるが、専用の駐車場がついているコンドミニアムやコープは全体の1%に満たない。また、マンハッタンの96丁目よりも以南では、ビルを新築する際に駐車場数はそのビル内の戸数の20%以下に抑えて市が認可しているという現状からも、駐車場不足となっている。
一方、アメリカの他の東部の都市では、ボストンで平均400ドル、フィラデルフィアで平均297.5ドル。一番安い地域はテネシー州メンフィスで平均20ドル。全米の平均は152.38ドルとのこと。
世界的に見ると、最も高額なのはロンドンで、中心部での月極めの料金は米ドル換算にすると平均1198ドルだそう。
また、景気が右肩上がりの時期には、住宅専用の駐車場の価格が前年よりも2倍に上がるなどし、昨年完成のコンドミニアムの地下駐車場が1台あたり22万5000ドルをつけていた。現在はその価格も下がっているものと思われるが、専用の駐車場がついているコンドミニアムやコープは全体の1%に満たない。また、マンハッタンの96丁目よりも以南では、ビルを新築する際に駐車場数はそのビル内の戸数の20%以下に抑えて市が認可しているという現状からも、駐車場不足となっている。
原因は何であれ、駐車禁止の取り締まりは厳しい。
配達業者は慣れたものなのか、前の部分にオレンジ色の違反切符を何通もワイパー部分にさしたまま、何事もないようにまた2重駐車や3重駐車をしつつデリバリーしている姿も良くある(画像左)。
FEDEXのデリバリー車にはワイパーではなくヘッドライト横の部分に違反切符(画像右)。
渋滞の原因ともなる駐車違反の取り締りを頑張ってくれているのは良いが、このようにパトカーを2車線目に停めての取締りは、後方に余計に大渋滞を引き起こしていた。。。
また、路上駐車のルールを書いた看板があまりにもややこしい。以前にもこのわかりにくい標識について記事にしたので重複になるが、一本のポールに一つの表示ではなく、時間帯や曜日によってなど条件が異なる表記が列記してあるので、注意しなければならないことも多々。

上から
・駐停車禁止 ただし次は除外 営業車、メーターパーキング 3時間が限度 朝7時~午後6時 月曜~金曜
最初は「ただし次は除外 EXCEPT」の文言はどの言葉にまでかかるのか良くわからなかった・・・
・午後6時以降~真夜中 月曜~金曜 メーターパーキング 6時間が限度 この区間内
・午前8時~真夜中 土曜 メーターパーキング 6時間が限度 この区間内
・ここから右側の区間は市のメーターで払え
・NY市のパーキングカードを買いたければウェブサイト参照あるいは311に電話せよ
つまり、日曜は無料で停めて良いと言うことを意味している!!!
配達業者は慣れたものなのか、前の部分にオレンジ色の違反切符を何通もワイパー部分にさしたまま、何事もないようにまた2重駐車や3重駐車をしつつデリバリーしている姿も良くある(画像左)。
FEDEXのデリバリー車にはワイパーではなくヘッドライト横の部分に違反切符(画像右)。
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また、路上駐車のルールを書いた看板があまりにもややこしい。以前にもこのわかりにくい標識について記事にしたので重複になるが、一本のポールに一つの表示ではなく、時間帯や曜日によってなど条件が異なる表記が列記してあるので、注意しなければならないことも多々。

上から
・駐停車禁止 ただし次は除外 営業車、メーターパーキング 3時間が限度 朝7時~午後6時 月曜~金曜
最初は「ただし次は除外 EXCEPT」の文言はどの言葉にまでかかるのか良くわからなかった・・・
・午後6時以降~真夜中 月曜~金曜 メーターパーキング 6時間が限度 この区間内
・午前8時~真夜中 土曜 メーターパーキング 6時間が限度 この区間内
・ここから右側の区間は市のメーターで払え
・NY市のパーキングカードを買いたければウェブサイト参照あるいは311に電話せよ
つまり、日曜は無料で停めて良いと言うことを意味している!!!

上から
・赤信号ではここで止まれ
・この区間は駐停車禁止
・赤のゾーン パーキングしようと考えさえするな

笑ってしまって車を停めてしまいそうな標識も。
上から
・駐車禁止
・停車禁止
・停止禁止
・冗談禁止(笑)
数年前に放映されたニューヨーク大学の学生達の生活を描いたドラマ「フェリシティの青春」の中で、学生の弟を車で地方から訪ねてきた兄が(勿論アメリカ人)こういった複雑な標識を見てさっぱりわからず、弟に今は停めて良いのか?と聞いたところ、弟も標識を見ても???で多分大丈夫だよ、と言って停めてしまったところ、レッカー移動にあってしまったというシーンがあった。アメリカ人でも混乱するややこしいこの標識を揶揄しているので、観ていて思わずほくそ笑んでしまったものだ。
基本的にマンハッタンでも日曜にはパーキングメーターも無料になったり、路上駐車がOKとなる。日曜にはキリスト教の礼拝に行くので信仰の為に停める車からお金はもらわない、という考え方から。
一方、ジューイッシュの人達にとっては金曜の日没から土曜が一般で言うところの土日のような感覚で、日曜は普通に学校などがあることから、彼らの多く住むエリアでは日曜も無料になることはない。
また、宗教や人種によって祝祭日が異なることから、祝祭日は土日と同じ交通法規という規定がない。
日本人の我々としては○○デーなどと祝日と聞けばつい週末と同様の感覚になってしまい、日曜の交通法規だと勘違いして違反切符をもらった日本人の友人もいる。
一方、ジューイッシュの人達にとっては金曜の日没から土曜が一般で言うところの土日のような感覚で、日曜は普通に学校などがあることから、彼らの多く住むエリアでは日曜も無料になることはない。
また、宗教や人種によって祝祭日が異なることから、祝祭日は土日と同じ交通法規という規定がない。
日本人の我々としては○○デーなどと祝日と聞けばつい週末と同様の感覚になってしまい、日曜の交通法規だと勘違いして違反切符をもらった日本人の友人もいる。
(駐車違反などの違反切符に関しては追って別の記事とします)
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