ヤンゴン06:15発バガン07:10着の便にてバガン郊外のニャウンウー空港着。
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エアーバガンでヤンゴンを起点としてバガン、マンダレー、ヘーホーの各地を順に周遊するのだが、この時だけは席が決まっていたものの、後日のフライトからは自由席となった。

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バガンが近づいて来ると、多くのパゴダ(ビルマ語でパヤー)が飛行機の窓から目にとび込んで来る。観光用の気球も。

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ミャンマーに着いて面白いなとまず思ったことのひとつに、日本の中古車が非常に多いこと。特にトラックやバスなど商用の中古車は日本で使用されていた時のままになっているものも多く、そのボディに○○運輸や、○○市営バスなどと書いてある。
ニャウンウー空港でも、飛行機からターミナルに移動するバスも日本の何処かのバスだったので、ストップボタンなどもそのまま。
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荷物やタラップを運ぶのも人力。

ニャウンウーの市場 を見学。朝7時頃からやっている。
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男性も女性も義務ではないが、ロンヂーという長い筒状や1枚布状態のものを巻いてロングスカートのように着ている。夏場は湿度も高く非常に暑いので、ロンヂーが愛用されているのだとか。

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顔に白いものを塗っている人が多い。女性は老若関係なく子供や中には男の子も。これはタナカというもので、柑橘系の木の幹を石などで磨って水で溶いて塗るもので、日焼け止め。ほかにも白檀を同様に塗ることもあるのだとか。
私もタナカなるものを面白半分に顔や手に塗ってもらったが、特にかぶれることもなく。ただ乾いて来ると、厚めに塗った部分がぽろぽろしてくる。

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左はそのタナカの木。右は玉ねぎ。ミャンマーの玉ねぎはとても小さい。

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(画像左)手前の薄く茶色い物は、豆を天日干したもので、野菜と炒める。
(画像右)左奥の緑のものはお茶の葉。ミャンマーでは、お茶の葉ラペットウを食べる。お茶の葉を発酵させてそのままか、豆や胡麻などを混ぜてお菓子として食べる。画像手前は、ピーナッツに胡麻と油などを混ぜたお菓子。

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ミャンマーの人達は昼食は家かお弁当、夕食は家で食べることが多く、朝食はモヒンガーという麺を外の屋台などで食べることが多いのだとか。この時も屋台は人気。モヒンガー1杯が300チャット(30円)ぐらいなのに対し、卵は1個100チャット(10円)。


シュエズィーゴォン・パヤー へ。

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バガンを代表する釣鐘型仏塔。四角い三層の基壇上に釣鐘型の覆鉢部分が乗せらた簡単な構造で、内部にはブロンズ製の仏陀。
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祈りと共に、金箔を仏像に貼ることにより徳を積めるとあって、多くの人達が金箔を貼っていく。私も貼らせてもらったが、薄い紙に挟まれ割り箸のようなもので止められた状態で売っている。金箔1枚500チャット(約50円)。貼りたい部分にニカワのようなものを先に塗ってもらい、その上にそっと金箔を貼っていく。

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参道では色々なお菓子も売られていて、これはお米で出来た揚げ菓子に黒糖をからめたもので、味見させてもらったところ、かりん糖のようで美味しい。

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ここはタマリンドの産地ということもあって、タマリンドの果汁に砂糖と粉を混ぜて薄いキャンディのようなお菓子が多く売っていた。梅干しをもっと甘めにしたようなほんのり甘酸っぱい味で美味しい。

※ミャンマーの通貨チャット
公定レートというものがあり、空港や銀行ではそのレート通りに両替されるが、1ドル=6~7チャット。
民間のレートであれば1ドル=800~1000チャット。法律では許されてはいないが、民間レートで換えるべきと旅行会社からも指導を頂いた。ただ、余ったチャットを再度ドルに換える場合は政府が出した公定レートでなければ不可。
HIROEさんに教えて頂いたのだが、以前は強制両替が行われており、一人300ドル分を政府レートで交換しなければならなかったとか。2004年でその制度も廃止された。

ブレディ・パヤー へ。
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シュエサンドー・パヤーほど高さはないが、ここからの眺めも素晴らしい。周囲の薄い緑の畑は落花生の畑。
11世紀~13世紀に建立された仏塔は、王様のみならず、裕福な家系の人が結婚をする際などに建立したこともあり、5000基とも言われる仏塔(パヤー)があったが、25年前に発生した大地震で約1500基が崩壊してしまったのだそう。

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