バガンその1 からの続き

ティローミンロー寺院 
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1215年に建立。
ミャンマーは若い人達も非常に信心深い。ちょうど前日からバガン地域は10日間の冬休み、そしてこの日は仏教での「誓いの日」でお祭りが行われていたこともあり、どこも結構な人出。お祭りと言っても神輿などが出るのではなく、夜店が出るだけとのことだったが。
ミャンマー式のお祈りの方法は三拝。男性はお尻を床につけずしゃがみこんだような格好で手と頭を床につけるような三拝、女性は正座か横座りのいずれかで同じく手と頭をつけるように三拝するのだそう。
25年前の大地震で天井などは結構壊れていた。建物は2階にわかれていて、1階に4体の仏像ある。

マハボディ・パヤー
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1215年に建立。仏塔のスタイルがバガン地方では珍しいもの。
インドの仏教聖地であるブッダガヤの寺院を模したもので、基壇は四角、その上に仏陀の坐像が納められた高い尖塔となる。尖塔はブッダガヤのものよりは傾斜が急。
ミャンマーは8つの曜日による八曜占星術に基づいて信仰している。日曜がガルーダ(鳥)、月曜が虎、火曜が獅子、水曜だけは午前と午後にわかれ、午前が牙のある象、午後は牙のない象、木曜はネズミ、金曜はモグラ、土曜は龍がそれぞれシンボルとなっていて、自分の生まれた日と月から計算した自分の曜日に従って祈っている。他のお寺にも8つの方角にそれぞれあったりしたが、ここでは仏像手前にそれぞれの動物が描かれた杭のようなものがあった。
この仏像はチーク材の上から金箔が施されているとのこと。


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ミャンマーの街道沿いには、かめなどが何気にポンと置いてあるのを見かける。通りかかった人が喉の渇きを癒す為の水がめだそう。お寺の中にも水の入ったかめと専用のコップがあるだけでなく、空港にもタンクの上にコップ。ただ、コップが使い捨ての紙コップではなく、使い回しのコップであることは街道沿いやお寺のかめのコップと同様。


お昼前にいったんバガンホテルにチェックイン。
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ホテルは城壁内のオールドバガン内にあり、部屋からはエーヤワディ川(イラワジ川)が見渡せる。
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ホテルの敷地内には遺跡が2つあり、やはりそこも遺跡のエリアに入るにも他の仏塔やお寺と同様、靴や靴下は脱がねばならない。

お昼御飯には、近くのレストランへ。
中華系やタイ系やインド系など色々な影響を受けているミャンマー料理。中華系の料理を。
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マンダレービールとパパイヤジュースと共に、豆苗と玉ねぎの天麩羅を。
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瓜、きくらげ、卵、海老、ビーフン、豆腐、人参などの入ったスープ、鶏肉とイカとトマトなどの炒め物。
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白身の川魚のフライ、牛肉と野菜の炒め物。
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カリフラワー、人参、さやいんげん、豆腐、キャベツなどの野菜炒め。
いずれも割とあっさり目。

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レストランからはエーヤワディ川沿いにあるブーパヤーパヤーや、漁をしている様子が望めた。

続く仏塔巡りの様子は バガンその3 へ。