ヤンゴンに到着すると、バンコクから到着した時も、ヤンゴンからマンダレーに飛んだ時もそうだったが、相変わらず空港外には大勢のインド系の人達であふれ返り大渋滞。この時期は、学校が終わってインドから帰って来る子供達を親兄弟のみならず村をあげて迎えに来るのだとか。朝のフライト到着時には前の夜から待っているなどし、空港の駐車場はパンク状態で大混雑。
ヤンゴンからチャイティヨーまで車で4~5時間かかるが、チャイティヨーのゴールデンロックまで上がる為のトラックが夕方5時半か6時頃に終了してしまうので、何とかそれまでにたどり着かねばならない。本当はバゴーでタイ料理レストランで昼食を取る予定だったが、フライトが遅れたこともあって、そこでお弁当を作ってもらってテイクアウトにした。
タイ風焼き飯のカオパッと大きな海老のグリル。どちらも美味しかった。
田園風景ばかりが続いていたが、徐々にゴムの植林など木々が増えて来た。
そして聖地ゴールデンロックに向かう為のトラックに乗り換えるキンプンという場所に5時過ぎに無事到着。
ゴールデンロックに行くには一般車など一切入ることが出来ずにトラックに乗るか徒歩で登るしかない。トラックと言っても、荷台に板を横に渡しただけの席に横に5~6人、縦に8列程度の人がぎゅうぎゅう詰めに乗ることになる。
この時期は学校が冬休みということもあり、大勢の人達がトラックに乗る為の台の所で待っていた。我々は結局運転席横のスペースに乗せてもらうことに。
一般のトラック荷台席は1500チャット(約150円)、運転席横だと2000チャット(約200円)となる。
タイからの巡礼団など大勢の外国人グループは、一台を8万チャット(約8000円)で借り切っているようだった。
約30分程度トラックに揺られてヤテタウンという所に到着。そこからは徒歩か、4人でかついでくれるみこしのような方法で約45分程度を登ることになる。我々は歩いて登ったが、結構な勾配部分の中、かついで上る人達は物凄いスピードで上って行くのには驚いた。(かついでもらうと12000チャットほどかかるとのこと)
途中、夕日に映えるゴールデンロックが見えて来たが、とても綺麗な光景だった。
ホテルにチェックイン後にゴールデンロックを観に。もう真っ暗なのに、おびただしい人の数。
しかも皆、地面にござや毛布などを用意して野宿の構え。ゴールデンロックに近付けば近付くほど、物凄い数の人達が寝ているので、踏まないように歩くのも大変。
外国人用のホテルはだいたい一泊70ドル程度、ミャンマー人用の宿泊所は1~2万チャット(約1000~2000円)。それもこの時期は全て満室になっているのだとか。
そしていよいよゴールデンロック。
男性だけがゴールデンロックに触れたり、金箔を貼ることが出来るのだが、金箔をつけていた紙が空中にひらひら舞っていて、大勢の人達がひたすら祈っている光景は凄い。
左:お供え用の鐘。小さな物で2000チャット(約200円)、大きな物で2万チャット(約2000円)。
右:夜を過ごす人達用に夜店のような物も出ていて、ここでは焼鳥1串1000チャット(約100円)、焼いたアヒル1羽3000チャット(約300円)と結構高額。
ホテルで食事。
巡礼地のホテルなので、お味など多くを望んではいけない。
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