下呂温泉に行ってみた。
下呂温泉は、日本三名泉のひとつで、発見は延喜年間(901~923年)とも天暦年間(947~956年)とも言われ、江戸中期には年間3万人もの湯治客が訪れていたとか。
温泉街からは少し離れた山の中腹にある湯之島館 www.yunoshimakan.co.jp に宿泊。
昭和6年創業の宿で、5万坪の敷地がある。
展望室からは、下呂の温泉街が見渡せる。
本館は木造3階建の瓦屋根となっており、左側の建物と右の建物は、それぞれ昭和天皇・皇后陛下が泊られた「七重八重之間」と今上天皇・皇后陛下が泊られた「雲井之間」「山音荘」。
アールデコな館内は独特な雰囲気で面白かったが、迷路のようにややこしく、館内を巡るスタンプラリーがあるほど。
足湯場や民芸館もある。
露天風呂からの眺めも良い。
家族風呂が4つあるのだが、そこに至るまでのタイル張りの床や、お風呂の窓ガラスなどもアールデコ調。
部屋の檜の露天風展望風呂にも温泉がひかれているので、いつでも好きな時に入れるのが良かった。
お風呂上りにはご当地ビールなどを。左の下呂麦酒はベルギービールのような味。
夕食の先付け類は玉手箱から。
左から先付(蕨、うどのごまだれ和え)、八寸(水菜と小海老の和え物、山芋にふきのとう和え、空豆、稲荷ずし、山芋、昆布巻き、山菜天麩羅)
新筍と真薯吸い物はうっかり写真を撮る前に食べてしまった。。。
お造り(まぐろ、寒ぶり、鯛)、焼き物(アマゴの塩焼き)、自家製豆腐
台物(飛騨牛味しゃぶ)、強肴(あさり、地鶏団子)
止椀(飛騨蕎麦)、香物(飛騨漬盛り)、デザート(果物と黒糖ゼリー)
夜は、飛騨川(益田川)河畔で花火が上がるとのことで観に行ってみた。昨シーズンは12月までしかやっていなかったそうだが、この冬は3月の土曜日まで延長してやっているのだとか。
毎週テーマが違う花火があがるそうで、この日は節分をイメージし赤鬼、青鬼、豆まきを表現しているのだとか。
わずか10分だったが、間近に観られて、下呂温泉の谷に音が反響して迫力があった。
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