京都にお花見に行くことにした。京都市内はそれはそれは混むかと思われたので、郊外へ。

淀川河川公園背割堤地区

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八幡市の堤で、木津川と宇治川を分ける背割堤に約250本のソメイヨシノが1.4キロメートル続く桜並木。川はその先で淀川になる。
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遊歩道は桜のトンネル。

20年近く前、今は亡き祖母と一緒に桜並木を歩いた頃を思い出しながら今回歩いてみたが、以前に比べずっとメジャーになったようで人が多く、前にはなかった駐車場が2つも出来ていたり、桜の木が心なしか背丈が伸びたような印象だった。
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野鳥の宝庫でもあるそうで、20種類ぐらい見られるのだそう。画像左はヒヨドリ 画像右はメジロとホオジロかオオジュリン?

宇治橋界隈

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宇治川の平等院前にある中之島の橘島と塔ノ島には桜が多い。
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宇治橋からの眺め。左の赤い橋は朝霧橋、右側の手前の白い橋が橘橋。
(宇治橋は、大化2年(646年)にかけられたが、現在は平成8年にかけられたものとのこと。)

宇治神社&宇治上神社

明治維新までは、宇治神社を下社・若宮とするのに対して、宇治上神社は上社・本宮と呼ばれており、平等院の鎮守社とされている。

宇治神社
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重要文化財の宇治神社からは宇治川が望め、キラキラ光る川面がとても綺麗だった。

宇治上神社

宇治上神社は、世界文化遺産登録の社で、創建は1060年頃で日本最古の神社建築。本殿、拝殿ともに 国宝に指定されている。
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本殿は、現存最古の平安時代後期のもの。この覆屋の中に3つ本殿が並んでいるのだそう。

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拝殿は鎌倉時代初頭に建てられたが、現存する最古の拝殿。拝殿の屋根部分が縋破風(すがるはふ)となっていて住宅風。神様の為の本殿に対して、人の為の拝殿として住宅建築様式とされ、拝殿が初めて建てられた頃の住宅建築様式である寝殿造の手法が、鎌倉時代の再建時にも受け継がれていることがわかるのだそう。

平等院

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言わずと知れた日本を代表する世界遺産のひとつ。
永承7年(1052年)に建立された国宝。10円玉のデザインにもなっている。
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以前は本堂の中に自由に入れてご本尊や宝物が観られたと思ったのだが、今は本堂に入るのも人数制限があったり、宝物はミュージアム鳳翔館に移っていたりと、様変わりしていたことに、いささかビックリ。ミュージアムは2001年に開館したそうなので、それ以降に来ていなかったんだと。

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観音堂の救世船乗観音は、船に乗った観音様として度の安全を祈り、交通の要衝だった宇治平等院に安置されていたが、戦後盗難に遭い、復元されたもの。

そして宇治と言えばお茶。お茶処で有名な中村藤吉本店へ。その様子は こちら