その1 からの続き

南市食品街

イメージ 1レストランなどが多く入っているアーケード街。


イメージ 10





イメージ 11イメージ 12天津名物のお菓子である十八街麻花なども売っていたが(画像左)、貝類を売っているお店では、商品のかたつむりがあちこちに勝手に散歩?していたのには驚いた。

地下鉄

イメージ 13地下鉄に乗ってみた。路線は1本のみだが、乗り変え駅と称して、すでに乗り変えを想定した駅には2号線だの3号線だのと路線図に書かれていたのはおかしかった。

イメージ 14






距離によって値段が異なるようで、タッチパネルの路線図の降りたい駅を押してお金を入れると、券売機からトークンのようなプラスチックの丸い物が出てくるので、それを改札にタッチして入り、そのまま丸い物を持って、地下鉄に乗って、降りたった駅の改札に入れて出る。
見た目はアメリカのボストンなど古い街などで使われているトークンを大きくしたようなものなのだが、アメリカの場合は乗る時に改札に入れてしまえば終わりで均一料金のところ、天津の場合は降りる駅まで持ち続けなければならないので、さしずめ日本の切符のリサイクル版と言ったところ。一番短い距離で2元(1元=約13円)


結局、地下鉄で目指したレストランは閉店していたので、駅から離れた下記レストランまでタクシーに乗ることにしたが、住所と屋号を示したが、タクシーの運転手さんは場所がわからず、偶然通りかかった初老のご夫婦に聞いてくれ、そのご夫婦もああでもないこうでもないと3人で相談してレストランの場所をつきとめてくれた。
全く英語の出来ない運転手さんと全く中国語の出来ない我々とでジェスチャーゲームさながらで面白かった。

粤唯鮮で夕食

イメージ 15高級住宅街にある広東料理のお店。1937年に建てられた建物で1966年までは京劇の歌手の人が所有していたお宅。現在のオーナーが古美術のコレクターで、館内には多くの物が展示され、博物館にもなっている。
建物は壁に陶器の破片がはめ込まれており、一瞬、バルセロナのガウディのグエル公園を思い出した。

奏時代の武将である阮翁仲の像
イメージ 2


イメージ 3
















唐の時代のお皿などがさらりと置かれている。


このレストランの凄いところは、とにかく店員さんの教育が素晴らしいこと。サービスは万全、そして英語を話せる人達が何名も居て、色々な展示品について解説してくれる。
日本人のお客さんも多いとのことだったが、メニューは中国語のみで英語や日本語メニューがあるわけではないので、ツアー客か中国語の出来る駐在員向きのお店なのかも。我々の場合、全く中国語が出来ないにもかかわらず行ってしまったので、店員さんが四苦八苦しながらも丁寧にメニューを英語で説明してくれた。

イメージ 5


地ビールとして、お店オリジナルの黒ビールとエール。結構どちらも美味しい。






イメージ 4藍苺山薯 18元(約234円)
冷製オードブルとして、ヤム芋の上にブルーベリー
ソースをかけたものがお勧めとのことでそれを。
実際には甘めだったので、デザート代わりとして
最後に頂いてしまった。
イメージ 6



古薫菜西芹百合炒木耳
 58元(約754円)
百合根、きくらげ、中国セロリをさっと炒めてあるのだが
きくらげが干した物をもどしたのではないようで(?)、普段食べるものよりもずっと食感が良くて美味しい。

イメージ 7



蝦仁鶏糸?[火会]豌豆 58元(約754円)
海老と細切りの鶏肉とグリーンピースのスープ仕立て
とても優しい味で美味しい。

イメージ 8


古薫菜海参[上が九/下が木]粮盛 
88元(約1144円)
ちょっと予想していたものとは違ったのだが、お肉といんげんとナマコとパプリカの角切りが包に入れられたもの。
包は多かったが、ナマコの食感などが楽しめた。

イメージ 9





普?茶(プーアル茶)を。
一杯目を注いでもらったところ、
茶柱が立っていた♪


テーブルに一人、ずっとついていてくれて、色々とサーブをしてくれた。
タクシーを拾う時にも、門衛さんとテーブル担当の2人がかりでタクシーを停めてくれるサービスぶり。これでチップがいらないというのは、何だか申し訳ないぐらい。