長良川
週末に福井の九頭竜温泉に行く途中に、美濃白鳥(みのしろとり)界隈の長良川にかかる橋には、鯉のぼりならぬ鮎のぼり?が川にかかっていて、川では鮎の友釣りをしている人達が多くいた。


そばにあるスーパーに寄ってみたが、養殖物ではあったが小鮎や大きなものが。にじますも売っていた。
九頭竜湖


湖岸には、開花したねむの木が多くはえていた。

JR九頭竜駅には、1両の列車が停まっていてのどかな風景。
九頭竜温泉



温泉はアルカリ性単純温泉で、とてもすべすべ。
露天風呂のある「平成の湯」の建物は、地元の人達も利用しておられた。8月に入ると虻が出て露天風呂は大変なのだそうだが、この時期は未だ大丈夫だったので、ひぐらしの鳴き声を聞きながらの露天風呂はとても気持ち良かった。

目の前には九頭竜川が流れ、夕方には、川霧が発生していた。
川の音と共に、ひぐらしの鳴き声がかすかに聞こえるかなと。
宿のご飯は和洋折衷なものだったが、宿泊代がそれほどお高くはないので(一泊二食付一人12500円)、まあこんなものかと。

手前左のピンクのものは(画像には少ししか写っていないが)スコというもので、芋がら(ずいき)の煮たもの。

この地域特産のとうもろこしのスープにごま豆腐


鱧とじゅんさいのあんの下には冷製の具だくさんな茶碗蒸しとなっていて美味しいかった。


この地方のもうひとつの特産は舞茸。海老の天ぷらがプリプリ。


舞茸や野菜などの上に豚肉を乗せてせいろで蒸して食べる。シンプルだが、野菜の味をしっかり楽しめて良い。

不思議なとりあわせだが、舞茸のリゾットとけんちん汁のような具がたくさん入ったお味噌汁。リゾットというよりは雑炊のようで、案外あう。

この時期に温泉は暑いかと思いきや、高原なので昼間でも最高気温が30度にもならず、ジージーうるさい蝉の音からは解放され、聞こえてくるのはひぐらしの鳴き声。九頭竜川のせせらぎとひぐらしの鳴き声には、清涼感が感じられ、久しぶりに、全くクーラーをつけずに過ごせる快適な夜となった。
翌日は奥越前の大野と永平寺へ。
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