奥越前の城下町である大野市の和菓子屋さん。七間朝市通りに面し、江戸時代末期の嘉永年間からの創業。
名物である「けんけら」というお菓子を手作りしている。

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原材料は大豆、砂糖、飴だけというシンプルなもので、食感は硬めの八橋(これは勿論シナモン味ではないが)といったところか。
噛みしめると豆の風味がして素朴で美味しい。
けんけら とは:
曹洞宗の大本山である永平寺の第二道場である宝慶寺が、宋から渡来した寂円禅師によって、大野市の奥に建立された。建径羅という僧侶が、時の禅師に豆を煎り、飴で固めて供したところ喜ばれ、それが「けんけらそ」として伝えられ、以降「けんけら」と呼ばれるようになったのだそう。

福井県大野市元町2-7
0779-66-2975