水まんじゅうで有名なこのお店。
春には、ここの酒饅頭である金蝶饅頭やイチゴ大福を食べたが、非常に美味しかったので、水まんじゅうの時期に是非再訪したいと思っていた。

本店は大垣駅前にあり、店内には3つほどあるテーブルで食べることも出来る。注文すると、店先で水で冷やされていた水まんじゅうを取り出してくれる。2個(漉し餡と抹茶餡)で300円。
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大垣や郡上八幡などは水が非常に良いこともあって水まんじゅうが有名。郡上八幡の やなか屋 よりも葛の部分がややしっかりした感じ。

水まんじゅう葛まんじゅう

水まんじゅうと葛まんじゅうは同一で水まんじゅうという表記はこの辺りの地方呼称だと思っていたのだが、別な物だと教えて頂いたので、調べてみた。

葛まんじゅうは、若狭小浜(福井県小浜市)発祥。
小浜城の城下町の一番町は綺麗で美味しい水に恵まれた地域で、この水に特産品の熊川葛を加えて作られたのが葛まんじゅう。
葛は昔から胃腸などに効く漢方薬とされ、くずの語源は、奈良県吉野川流域の「国栖(くず)」地方で、葛の生産が盛んであったことに由来すると言われている。
小浜城下の一番町では夏になると、湧き出る清水に葛まんじゅうを浮かべて売る店がたくさんあり、この葛まんじゅうを塩漬けの桜の葉で包んだものが「くず桜」。

水まんじゅうは、名水の地として知られる岐阜県大垣市が発祥。
明治初期に葛まんじゅうを改良して生まれた。違いは、水まんじゅうの場合、葛にわらび粉を混ぜて作る点。これにより、ぷるんとした食感が増す。

(参考:JR名古屋タカシマヤ ブログサイトより)

岐阜県大垣市高屋町1-17
0584-75-3300
www.kinchouen.co.jp/