静岡県の袋井市で開催される花火大会に行ってみた。

昨年はあいにく景気の具合で企業から4割程度のサポートしか集まらずに開催されなかったが、今年は通算15回目として無事に開催され、約2万発の花火を41万人が見物したとのこと。

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まずレクチャー花火として、菊やボタンなど典型的な形のものを挙げて解説がされ、配られるプログラムにも花火の大きさや形などが紹介されていて分かりやすい。

最大8号玉ではあるが、今回は先日観に行った尺玉を挙げていた 豊田おいでん祭 よりも近くで観ることが出来て迫力十分。
カメラに入りきらない大きさになり、頭上を見上げているので首が痛かった。
(因みに、東京の隅田川の花火大会では最大でも尺玉の半分のサイズである5号玉まで)

全国の有名花火師による全国花火名人選抜競技大会が前半と後半でそれぞれ行われたが、ラテンの曲調に併せて人の笑顔を花火で表現した物だったり、どの方向からも立体的に見えるキノコだったり、「なごり雪」の曲に併せて雪を表現する花火だったりと、個性的な花火が各テーマに沿って挙げられるのも面白い。
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花をテーマにして順次挙げられたのも、綺麗だった。

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花にとまった蝶

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春の花とのことだった。桜? 梅?

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ドヴォルザークの 「新世界より」 に併せたメロディースターマイン
 
あまり風が強くない日であっても風上の場所に居たので観易かったのだが、最後の方になると風向きが変わってしまい、主催者側も煙待ちなどをして少し打ち上げの間隔をあけるなどしていたが、フィナーレがやや煙に包まれてしまったのは残念だった。しかし、それでも頭の上から降ってくるようで見応えがあった。
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原野谷川河畔で花火は挙げられるのだが、混雑を避ける為に仮の橋が2つかけられてそれぞれ一方通行となっていたり、観覧会場からの退出時間をブロック別に時差をつけて退場させるなど、良くオーガナイズされていた。