この土曜から一般公開が始まった あいちトリエンナーレ

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愛知芸術文化センターよりオアシス21の水の宇宙船を臨む。

草間彌生 命の足跡(あしあと)
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今日のローカルテレビでも、栄のオアシス21の水の宇宙船に遊びに来た人達にマイクを向けて、このピンク地に黒のドットのものは何か知ってるか?とインタビューしてみると、トリエンナーレの草間彌生さんの作品だと知っている男性もいたが、ほとんどがトリエンナーレという存在すら知らず、一人のおばさまなどは「トリ・・・? 鳥?」と鳥に関することかと思っているほど。。。

愛知芸術文化センター、名古屋市立美術館、長者町、納屋橋会場、広小路、名古屋城、大須エリアと各地で展示されている。(これからオープンの所もあるが)
まずは 愛知芸術文化センター を。

草間彌生 真夜中に咲く花
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松井紫朗 CHANNEL(チャンネル)
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非常に巨大な緑のオブジェは10階の中庭から吹き抜けを下へと下がっていく。全長約100メートル。
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中庭部分では内部にも入って歩くことも出来る。

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蔡國強(ツァイ・グォチャン)

北京オリンピックの芸術監督として開幕式の花火の演出を手がけ、今回は「火薬絵画」とし、競泳選手とアロワナを水槽で泳がせ、そのシルエットを瞬時に水槽壁面につけた紙にデッサンし、その紙に火薬をまいて火をつけて絵画にするという手法による大きな作品は見応え十分。(写真撮影不可の為、HPより)

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ジャン・ホァン

牛の皮で覆われた先史時代の巨人ヒーロー。
自身が身体に蜂蜜を塗ってトイレに入り、蠅にたからせるなど常識破りな行動をとるアーティストなのだそう。(写真撮影不可の為、HPより)

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三沢厚彦+豊嶋秀樹
三沢氏がクスノキの剪定から半年をかけて動物彫刻を施した像に豊嶋氏の空間構成を併せている。三沢氏の彫刻は、円空の仏像にもみられる仏像彫刻の技法。(豊嶋氏のインスタレーションの外側の三沢氏の熊のみ撮影可)

イメージ 4フィロズ・マハムド Sucker' wfp21

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軍国主義の象徴である戦闘機に、彼の故郷のバングラデシュの主食である豆をはりつけている。戦争の為の戦闘機は、救援物資の輸送に使われることもあり、単純では割り切れない状況を皮肉をこめて表現しているのだそう。レンズ豆やムング豆など5種類80キロを貼りつけている。
★の部分から涙のようなものが垂れているのが印象的。
制作工程などは こちら
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エクトール・サモラ

ミケランジェロ・コンサーニ
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宮永愛子
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ナフタリンを使った鍵の入った郵便ポスト

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名古屋の堀川の水から採った塩を使い、木曽の山から切り出した木材を木曽川、そして堀川へと運んで来たことを意味する木製の船。天井と床をつなぐ塩の線が非常に綺麗で幻想的だった。
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ヘマ・ウパディヤイ 左を思え、右を思え、下を思え、狭さを思え

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1947年にパキスタンがインドから分離独立し、強制移住させられた経験から、大都市の貧困と雑然を表現している。細かい建物群が90度横向きになっていて、その壁の間を通って体感していく。
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ズリカ・ブアブデラ
アラビア語の「愛」をイメージしているのだそう。
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