愛知芸術文化センターで展示されている「あいちトリエンナーレ」の作品のうち、フィロズ・マハムド氏の製作のお手伝いをする機会があった。愛知芸術文化センターの様子やこの完成品の画像は こちら

全長10メートルほどの戦闘機の周辺に豆を貼る作業は予想以上に大変。

戦闘機のボディは樹脂で出来ているので、案外重くて硬い。
翼の上などは木工用ボンドを刷毛で塗ってその上に豆をざーっと撒き、乾いてから余分なものを払う方法で簡単だったが、ボディの側面の湾曲部分などはなかなかつかずに手間がかかった。

一粒一粒をピンセットでつまんではボンドをつけて隙間を埋めるのは気の遠くなるような作業。


一旦つけても乾くと接着が十分ではなく落ちてしまったものや床に敷いたビニールシート上の豆を集め、黒、オレンジ、黄、緑に一粒一粒仕分けては、その豆を再利用していく。
この作業ほど地道なものはなかった。
また、終盤にいたっては、黒い豆の買い置きが不足してきて、床に落ちた一粒でも拾って使う。
私がお手伝いした日とは別の日に、手伝っている人達の中のご年配の女性が途中で気分が悪くなって帰られてしまったとも聞く。


フィロズさんは1974年バングラデシュ生まれ。来日されて6~7年。東京芸大を出られ、現在は東京在住。ペラペラな日本語を話される。奥様は綺麗なサリーを着てレセプションなどに来られていた。
とても地道で大変な作業だったが、インパクトはあったようで、ここ数日のテレビ報道ではこの作品が取りあげられることが多く何だか嬉しい。

フィロズさんのプラン画
全長10メートルほどの戦闘機の周辺に豆を貼る作業は予想以上に大変。

戦闘機のボディは樹脂で出来ているので、案外重くて硬い。
翼の上などは木工用ボンドを刷毛で塗ってその上に豆をざーっと撒き、乾いてから余分なものを払う方法で簡単だったが、ボディの側面の湾曲部分などはなかなかつかずに手間がかかった。

一粒一粒をピンセットでつまんではボンドをつけて隙間を埋めるのは気の遠くなるような作業。


一旦つけても乾くと接着が十分ではなく落ちてしまったものや床に敷いたビニールシート上の豆を集め、黒、オレンジ、黄、緑に一粒一粒仕分けては、その豆を再利用していく。
この作業ほど地道なものはなかった。
また、終盤にいたっては、黒い豆の買い置きが不足してきて、床に落ちた一粒でも拾って使う。
私がお手伝いした日とは別の日に、手伝っている人達の中のご年配の女性が途中で気分が悪くなって帰られてしまったとも聞く。


フィロズさんは1974年バングラデシュ生まれ。来日されて6~7年。東京芸大を出られ、現在は東京在住。ペラペラな日本語を話される。奥様は綺麗なサリーを着てレセプションなどに来られていた。
とても地道で大変な作業だったが、インパクトはあったようで、ここ数日のテレビ報道ではこの作品が取りあげられることが多く何だか嬉しい。
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