栄の交差点から広小路を少し西に行った東急インの前にある中央広小路ビル。
4組のアーティストの作品が見られる。

ピップ&ポップ
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オーストラリア人のタニヤ・シュルツとニコル・アンドリヤヴィチのユニットのピップ&ポップ。
パース在住の二人は別々に活動をしていたが、数年前にキュレーターの紹介によってユニットを組むことにしたのだそう。
タニヤは、JR名古屋タカシマヤでも作品が公開されていた。その様子は こちら
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わざわざ日本の神話の英語本等を用意していて、モチーフにしている。7つの島から始まり、イザナミやイザナギなどそれぞれのストーリーを彼女達のファンタジーな世界観で表現しているのだそう。
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とにかく非常に細かい作品で、色をつけたグラニュー糖や粘土、色々な小物などでジオラマ風に描かれている。
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小さなミルキーのペコちゃん人形や、携帯ストラップ用の名古屋城のストラップを切ったものなどもちゃんと使われているので、それを探すのも楽しいかも。
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窓の桟までも上手に利用していて可愛い。

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会場にはカラフルなゼリービーンズや金平糖が置かれている。それを口にして、甘い香りや味に包まれながら鑑賞してほしい、写真をどんどん撮ってほしい、そこから作品と観る側との対話が生まれるから、とのこと。(お菓子はいつまで置いてあるかはわからないが・・・)

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右がタニヤ(ピップ)、左が二コール(ポップ)

制作過程などについては こちら


木村 崇人 (きむら たかひと)

隣室には木村崇人(きむらたかひと)氏の作品「星の住む家」がある。
芝に囲まれた小さな小屋が部屋にあり、そこの中には★型の天窓。その下で両手を隙間を開けた状態で組むと、その隙間を通して下に★型の光が写って、まるで両手から星がこぼれ出て来たようでとても綺麗だった。(作者に撮って良いかどうかの許可を未だもらっていないので撮影不可と警備の人に言われたので写真はない)
今週末には、名城公園で彼の星の木漏れ陽プロジェクト星の回廊がある。その様子は こちら

ジム・オヴェルメン
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階下の映像ルームでは、ジム・オヴェルメンの映像とライヴのコラボレーション。

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アメリカはイリノイ生まれで現在はカリフォルニア在住。3つの画面に映像を映し出し、彼自身が作曲した歌を10名の日本人歌手が歌う。初回のこの日は歌手の人達は未だ2度しかリハーサルしていなかったんだとか。
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写真を撮るよ~と言ったらサングラスをはずしてくれたが、内覧会の日だった為、この時はややお疲れぎみ。