8月20日の内覧会を経て、21日から始まった あいちトリエンナーレ
29日までの10日間はオープニングイベントとして、色々な催しが行われている。
長者町会場で行われたイベントだけでもいくつもあるのだが、話題になったのは西野達氏のインスタレーション。西野達氏 の 「ころがる愛知」 と 「豆腐の仏陀と醤油の後光 極楽浄土」 のふたつ。

イメージ 1西野達 ころがる愛知
19日の夕刻に、試験点灯され、20日、21日、22日と、長者町と錦通りの北西の交差点角に直径11メートルの「愛 あいち」の文字が浮かび上がった。順次文字や枠が浮かび上がって行く。過程は こちら

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錦通りの南側の広小路通りからでも観ることが出来る。因みに、このライトアップは、本当なら毎週末点灯の予定だったが、その予算の関係上、次回は9月4日・5日、10月23日・24日、30日・31日、場所を変えて名古屋大学で10月8日・9日と点灯される。

翌日20日早朝からは、「豆腐の仏陀と醤油の後光 極楽浄土」を8時間かけて製作。
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1000丁以上の特製の硬い豆腐は、間に板をわたすなどして積み上げられ、頭の中央からは醤油が噴水となって仏陀にかかるというしくみになっている。
あいにく、20日の夜には、豆腐自身の重みによって崩壊してしまい、21日の一般公開まではもたなかった。とても残念。。。西野氏の2つの作品を特集で組んでいた東海テレビ(フジサンケイ系)では、この豆腐の仏陀を刹那の命と評していた。
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西野氏は現在ベルリン在住。とても気さくで50歳とは思えない若さで元気いっぱいの方だった。

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21日には、ナウイン・ラワンチャイクン の壁画が公開されパーティが壁画横で行われた。壁画と同じものが、ラワンチャイクンの他の作品展示場にも展示してあった。
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壁画公開に際しては、愛知県知事までやって来て、草間彌生の水玉プリウス4台(残る1台は愛知芸術センターで公開のため)が勢ぞろい。バンドなどの演奏や屋台なども出ていてお祭り気分。
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夜になると、トーチカ の人達が、色のペンライトを貸してくれて光のお絵かきをさせてくれたので思わず私も参加。10秒や15秒ぐらいカメラをバルブでシャッターを開けている間に、ペンライトを動かした線がそのまま画像に残る。
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会場にやってきた映像作家のジム・オヴェルメンも、ラクウェル・オーメラも、子供のようになってやっていたのがおかしかった。