クアラルンプールの 市内観光 その3 からの続き

チョウキット

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上に青いビニールをかぶせた狭い通路の両側に色々なお店が長々と続く狭い通り。
マレー人がほとんどのエリアなのだが、インドネシア人もいる。
チャイナタウンのように違法コピーのブランド物がずらっと並ぶというよりは、より庶民的な品々が並んでいるかと。



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ラマダン中で、未だ日没前の様子。
食べ物や飲み物、中にはかき氷をすでに目の前にしっかり用意して、食べられる時間が来るのを待っている。

下町的なエリアで、夜になると売春婦やゲイの人達などが集まるエリアでもあるのだそうだが。

モノレール

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クアラルンプール市内には、モノレールやLRT(Light Rail Transit System)、国営鉄道のKTMなどがある。
モノレールに乗りたくて、ドライバーさんには先に行ってもらうことにした。
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モノレールも電車も、朝6時が始発、終電は11時45分とのこと。

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途中、コンビニに寄ってみた。

マレー系の人にむけてスカーフをした
女性が表紙を飾っている雑誌もあったが、香港、台湾、韓国のスターのものが多かった。
一冊だけ梨花かと思われる人が写っているものがあった。

サロマシアターレストラン

夕食とマレー舞踏を観に。
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マレー舞踏はもとより、中国風、インド風なども組み込まれたダンス。観客を舞台にあげてバンブーダンスなどをしたりと、あまりスキルフルなダンスを楽しむという印象ではなかった。

やはり我々は食い気なのかも。カレー各種やサテー。
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イメージ 8お昼間に屋台で食べたラクサを気に入ってしまったので、ここでもラクサを作ってもらった。Laksa Utara。北部のラクサという意味。
ラクサには中南部、北部、ボルネオの3種類があり、地域によって味が異なって、南部・中部のラクサの方がレモングラスなどが入ってより酸味があるのだそう。

やはりここでもインドのクレープ風を焼いていた。
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Otak Otak
マレー半島南部の食べ物。
魚の白身、小麦粉、スパイスなどをバナナの皮に包んで蒸したものを
ここではさらに焼いて香ばしくしていた。




Rojak Buah
デザートのエリアにあって、フルーツが和えてあるものだったので、てっきりフルーツカクテル風のデザートかと思いきや、おかずのような味付けにビックリ。
各種フルーツ(パイナップル、スターフルーツ、マンゴ、グアバなど)、キュウリ、芋などを切って、パウダーと液体状の海老のペースト2種類とピーナッツを加えたもので、デザートとしても、おかずとしても食べるのだそう。
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緑のものは、下の段にはもち米、上の方は
ウイロウのような食感のものが乗っている。
奥のものは、カステラのようなもの。






この日教えてもらったこと:

お肉は、高級な順から、山羊肉、牛肉、鶏肉=豚肉 となり、牛のミルクよりも山羊のミルクの方が高価。

マレーシアは、ゴム、チョコレートの原料のカカオ、パームオイルの生産では世界一だったが、20年ぐらい前からカカオは南アメリカやアフリカに取って代わられた。

高級コンドミニアムだと、1ユニットで、150万リンギット(約5000万円)ほどもし、住んでいるのは外国人がほとんど。

マレーシアの森には、ブラジルのアマゾンと同様の密度で植物が生えている。

イスラム教徒と他の宗教の人との結婚について。
世界中のイスラム国家では、男性がイスラム教徒で女性が別の宗教の場合は女性はそのままでもOK、女性がイスラム教徒で男性が別の宗教の場合は男性がイスラム教徒にならねばならない。
しかし、マレーシアでは男女共にイスラム教徒にならなければない。

イスラム教徒の5戒:
一日5回祈る、お布施をする、神は唯一アラーのみ、断食、一生涯のうち一度はメッカに行く。

クアラルンプールで、2年前に42度を記録したのが最高気温。11月~2月が乾季。

バイクには3つのライセンスがある、<90CC、90~250CC、250CC<
ただし車のライセンスを持っているだけでは、小さいクラスのバイクも運転出来ない。

マレーシアへの観光客は、その国からの直行便があるかどうかで大きく左右されることもあるが、中国人、インド人、イラン人が多い。イスラム食が食べられるということで、中東などイスラム圏の国からの観光客も多い。

クアラルンプールには、インドネシア人の移民が多く、違法入国者も多いのだそう。

クアラルンプールの市内観光は1日だけだったのだが、記事ではその1~その4と長くなってしまった。
ガイドしてくれた人が、とても親切に色々と教えてくれ、何処に行きたいかと我々と相談しつつあちこちに連れて行ってくれ、モノレールなど公共交通機関にも乗りたいという我々の意向で運転手さんには先回りしてもらい、一緒にずっと街歩きをしてくれた。久しぶりにこんなに歩いたと言わせてしまったが、非常に充実した一日となった。
翌日は今回の目的であるボルネオ島へ移動。その様子は こちら