早朝のキナバタンガン川のモーニングクルーズを終え(モーニングクルーズの様子は こちら)、朝食後、スカウ村を後に。
ゴマントン洞窟


ここのツバメは White-bellied Swiftlet で、朝には洞窟から飛び立って川沿いなどに居る為、観ることは出来なかったが、コウモリは上の方に群れで飛んでいた。


白が一番高価で1キロ当たり1万リンギット(約30万円)、続いて黒でキロ当たり1500~2000リンギット(約4万5千円~6万円)、赤はキロ当たり1000リンギット(約3万円)と異なる。
洞窟内は周遊できるように板貼りの遊歩道が廻っているが、ツバメやコウモリの糞で独特の匂いがあり、非常に滑りやすい。手すりはついているが、大きなゴキブリがうようよいて絶対に触りたくない。やや暗い部分になると、歩くたびに足元のゴキブリがすーっと動く為、踏まないように歩かないといけないぐらいで閉口。。。
側面の岩壁にはまるで斑点のようにゴキブリが・・・ 均等にいるのでゴキブリにも縄張りがある?と思ってしまうぐらい。。。



ここに従事している人達は皆、フィリピンからの出稼ぎ労働者で、雨水をためて飲料水とし自家発電を行って、ここに寝泊まりしている。
非常に高い位置での汚くきつく危険な作業なので、マレーシア人はやりたがらないのだそう。
今まで、ツバメの巣は喜んで食べていたが、苦手なゴキブリをこれだけ見ると、高いお金を出してまで食べなくても良いかと思ってしまった。。。
気を取り直して、セピロックのロッジにチェックインして昼食を。


セピロック オランウータン・リハビリテーション・センター
人間にかつてペットとして飼われていたり、森林伐採などで母親を亡くしたり生き別れになったオランウータンを保護して森に帰ることが出来るようにトレーニングを行う施設。
1日2回の餌付けがあるので、午後の餌付けの時間に観に行った。最初に説明のビデオを観る。



とにかくとっても可愛い。



餌を前にすると、年上とおぼしきオランウータンが良いポジションをとっていたり、食いしん坊がいたりと面白い。

この子はいっぱいの房をくわえているだけでなく、足でも持っていた。

年長者(左)がムシャムシャ食べていると、若い(右)のがやってきて、じーっと顎を台に乗せて物欲しそうに眺めていた。
でも、年長者はそれを見た後に
ぷいっと向きを変え、若者はがっくり帰って行った。

その行動の意味までは良くわからないが、
右の若い方がムシャムシャ食べているところへ
左の大きな方がやってきて、右手で引き寄せ
いきなりチューッ!
右の若い方がムシャムシャ食べているところへ
左の大きな方がやってきて、右手で引き寄せ
いきなりチューッ!
その公園内に、3枚や5枚の羽根をつけた種子が落ちていた。




フタバガキ科Dipterocarpaceaeの果実で、萼片の何枚かを羽根状に発達させており、高い位置から落とすと、紅葉の種子のように羽根でクルクル回転しながら落ちて行く。
セピロックのロッジを散策。その様子は 次へ。
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