ブルネイの首都であるバンダル・スリ・ブガワン市内を観光。
新モスク(ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク)
現在の国王であるハッサナル・ボルキア国王の即位25周年に合わせて8年かけて1994年に完成した、5000人収容のブルネイで一番大きなモスク。男女の礼拝場所や入口が異なり、男性は3500人、女性は1500人収容の規模となっている。総工費は500億円と言われているが、全て国王のポケットマネーから。
ドームは金で出来たタイルが300万枚使用されている。
ミナレットには、第29代国王と7月生まれから、
297段の階段があり、選抜された人が一日5回
階段を上がってはお祈りの時間を知らせる
アザーンを告げる。


297段の階段があり、選抜された人が一日5回
階段を上がってはお祈りの時間を知らせる
アザーンを告げる。
王様専用の入口には、中央にエスカレーターもついている。
庭に何気に置かれている大理石のベンチ4つは、ひと塊の大理石から掘り出されたもので、ひとつが1000万円。
因みに、市内に唯一の車両用のトンネルがあるのだが、最初、高架橋をかけようとしたところ、このモスクが高架橋のせいで見えなくなるという理由から、わざわざトンネルが造られたのだとか。
リバークルーズ
水の民と言いたいぐらい、ブルネイは水上タクシーが足となっている。陸を走るタクシーは45台しかなく、水上タクシーが400隻以上なのだそう。結構なスピードで水上をかっとんで行く。
リバークルーズに行った。
水上集落ごしに見える、金色のタマネギのような建物が王宮。
王様のお墓も水上。首都人口7万人のうち2万人が水上生活をしているほど、水に親しんだ国民のよう。
市内からほんの少し行った辺り。薄っぺらいマングローブの並木の向こうは人家で、川面には結構ゴミが浮いているような場所にもかかわらず、テングザル Proboscis Monkey がマングローブの若芽を食べていたのには驚いた。左からオス、メス、子供。
シロガシラトビ Brahminy Kite
この後、水上集落を見学しに行った。その様子は 次へ
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