明治4年(1871年)に「泉竹」という屋号で精進料理・割烹料理の仕出し業を始めたお店。
大徳寺の大慈院内にあるお店に行ってみた。

精進鉄鉢料理のあやめ3150円を。

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まず、口の中を綺麗にするという意味で、最初に抹茶とわらび餅とが出される。






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食前の梅酢、汲み湯葉、白和え、
干し柿・きゅうり・人参を大根で巻いたなます






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ごぼうを湯葉で巻いて揚げたもの、
生麩田楽の上には柚子味噌、
栗の渋皮煮、きくらげのワサビ和え、
道明寺とかぼちゃの寒天併せ





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ごま豆腐




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炊き合わせ
生麩、茄子、いんげん、ひろうす(飛龍頭)、生湯葉
一見すると同じ炊き合わせだが、それぞれ別の味付けになっていて、それを食べ比べることが出来て面白い。
茄子は素揚げされている。

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天麩羅
素麺、茄子、ししとう、サツマイモ、筍


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しめじご飯と香の物

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汁椀
湯葉、しいたけ、生麩
小麦粉から作った生麩なので、田楽で
食べたものと比べてみてくれとのこと




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鉄鉢とは、僧が喜捨を受けるために用いた鉄製のまるい鉢のこと。
インドにはじまり、日本へは奈良時代に伝わって、托鉢の僧が用いたと言われる。
この鉄鉢を形どった器7つに色々なお料理が盛られて来て、修行だと思って全部残さず食べ、食べられないものなどを一番小さな器に入れて、全ての器を重ねて終えるのだそう。





大広間のようなお座敷では、大勢の団体客が一斉に食事をしていたが、我々は、もうひと組とだけの個室のようなお部屋に通してもらえたので、ゆっくり頂けてなかなか良かった。


京都市北区紫野大徳寺町大慈院内
075-491-6665
www.kyoto-izusen.com/