日本が初めての友人を大阪・京都・奈良と案内したのだが、温泉に行きたいと言うので城崎温泉へ。

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城崎温泉は、舒明天皇(在位629年~641年)の時代に、コウノトリが傷を癒したという伝説があるり、養老元年(717年)から養老4年(720年)に、道智上人が千日の修行を行った末に湧出したというのが、城崎温泉のはじまり。

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最初、有馬温泉に友人を連れて行こうかと思ったのだが、浴衣を着て下駄を履いて、カランコロンと柳が生える川べりの外湯巡りの方が情緒があるかと城崎温泉に行くことにした。
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友人が未だNYにいる時から、すでに温泉旅館や電車の手配など全て済ませていたのだが、会ってからいきなりパブリックで裸になるのはどうも・・・と心配している。だったら温泉に行きたいと言うな!だったら外湯巡りではない近場の有馬温泉にしたのに~と唖然としてしまったのだが、時すでに遅し。

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薬師泉源&
足湯

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足湯は4つあるのだが、そのうちのひとつである薬師公園の足湯へ。温泉が全く初めての友人は、まず足湯の熱さに驚く。そう言えば、西洋人は皆ぬるいお湯にしか入らないんだったと後から思い出してはみたもののまた時すでに遅し。友人もこんな熱いお湯に肩までつかるのか?と焦っているふう。。。
隣では、台湾人と思われる観光客数名が全く問題なく足湯を楽しんでいたのだが。。。
飲料用の温泉水もあったので試してみた。結構塩っ辛い。

予約した宿には、貸切風呂が3種類あったので、とりあえずシミュレーションとして順次楽しもうかと。
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まず、お風呂の入り方の伝授。最初は裸になるのを心配していたようなので、最悪は一人で貸切風呂を使ってもらおうかと思ったのだが、2人でなら良いとの弁。
一番湯だったこともあり、私には入れない熱さではないが、彼女にとっては熱過ぎた。。。
水を足したり徐々に入るように促すなどし、ようやく入ってもらったが、やや未だ顔がひきつっている。
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2つ目はミニ露天になっていたので、冷たい空気が気持ち良かったものと見えて、いきなりご機嫌に。
やれやれ。
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3つ目はジャグジーの釜風呂風だったので、やはり熱かったと見えてひとつしか入らずだったが、それぞれ雰囲気を楽しんだようだった。

宿の夕食。
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食前酒として城崎ビネガー

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但馬原酒を。アルコール度20度なのだそうだが、さっぱり美味しい辛口。

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イカ

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八寸 生タコのワサビ和え、はたはたの南蛮漬け、ニシガイ、海老、ごま豆腐

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お刺身
生の海老を食べたことがなかった友人は最初拒否っていたが、美味しいよ~と食べてみせると結局2匹とも食べていた。

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メロのキャロットソース和え ソースが人参とバターや生クリームと和えてある洋風。

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但馬牛のミートローフ

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合鴨のカルパッチョ

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土瓶蒸し
松茸、白身魚、海老、銀杏などが入っていたが、スープが松茸の香りがしっかりしていて美味しい。
友人も一番のお気に入りだった。

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但馬牛ステーキ 溶岩石の上で自分で焼く。

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天麩羅
アスパラ、茄子、しいたけなどを、ヒマラヤの塩で。塩は硫黄の匂いがプンとするもの。

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じゅんさいと湯葉の汁椀
友人にとって、じゅんさいは奇妙奇天烈この上ないもののようだった・・・

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ご飯に香の物

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デザートは抹茶のムース

どうなることかと思った温泉だったが、友人もようやく緊張がほぐれたようで、食後には外湯巡りを一か所したいと言ってくれた。
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外湯は7つあるのだが、一番人気は御所の湯。
新しく改装されたこともあり、露天風呂には滝のようなものまで流れていたり、サウナもある。ここの露天風呂が気に入った友人は、延々と入っていて、雨が降り出して来たので中に入ろうと言うと、冷たいシャワーのようで気持ちいいのにもうあがるの?と残念そう。

普通のお風呂をイメージしていた友人にとっては、そう何度もお風呂に入ると皮膚がカサカサになってクリームが必要じゃないのか?と心配していたが、温泉に入った皮膚はそのままでもスベスベツルツルなことに驚いていた。
すっかり温泉が気に入ってくれてやれやれだった。

温泉好きになってくれた友人は翌朝も外湯に行くことに。その様子などは次へ