天保元年創業。
水まんじゅうが美味しいとのことで行ってみたが、あいにく10月上旬までの製造で、春まではでっち羊羹を作るとのこと。

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でっち羊羹と言っても、蒸し羊羹である京都や滋賀のものと違い、福井のものは水羊羹をさすのだそう。

昔の若狭地方では、子供が学校を卒業すると男子は丁稚奉公、女子は行儀見習いの女中奉公として上方に出すならわしが昭和の中期頃まであった。正月とお盆の16日の薮入りは奉公人の宿下がりとされ、半期に一度親元に帰ることが許されていた。明治に、田舎の母親が奉公先の旦那様にお土産をと手作り羊羹を持ち帰らせたのが丁稚羊羹の始まりと言われている。


小浜市一番町1-6
0770-52-0766