銀座にあるエルメスビルの8回のフォーラムで、今月末まで 曽根裕 氏の展覧会があったので立ち寄ってみた。2001年に銀座メゾンエルメスが建ってから、定期的にエギジビションが開催されている。

「Every Snowflake has a Different Shape(雪の結晶の形は全て異なる)」と題された作品群は、大きなドローイングや、水晶を素材として雪を彫り出した作品が並ぶ。(画像はHPから)

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作家ご本人も、スキーをして雪山で雪の結晶の写真を撮るなど。
水晶を彫刻するには、非常に時間がかかるとのこと。
彫刻後に磨く際、水晶は表面の熱変化に弱いため、20秒も同じ場所を電動工具で磨くと表面温度が上がってクラックが入って割れてしまうので、大量の水を用意して冷却しながらの作業になるのだそう。

以前にも他の方の個展をここで見たが、今回の作品は丁度メゾンエルメスビルの壁面のイメージとマッチしていて全体的に雰囲気を感じることが出来たような気がする。
エルメスビル内にあることからやや入り辛いかもしれないが、いつ行っても空いていてさらっと立ち寄るには良いかと。