フランスのM.O.F.のショコラティエ5名と、M.O.F.パティシエのジャン=ポール・ェヴァン氏のチョコレートがひとつずつ入ったセレクションボックスを。
 
イメージ 1
 
上段左から
イルサンジェー HIRSINGER : マダガスカル産 カカオ83%のガナッシュ
  スイスとの国境近くにあるジュラ地方で、100年以上続くお店。
  4代目のエドワール・イルサンジェー氏は、1997年当時最年少でMOFのショコラ部門を取得。
ファブリス・ジロット FABRICE GILLOTTE : ヴェネズエラ産 カカオ72%のガナッシュ
  父のお店を継ぎ、MOFを取得。フランスショコラ界の重鎮。
フィリップ・ベル PHILIPPE BEL : ペルー産 カカオ68%のガナッシュ
  2004年ショコラ部門でMOFを取得。一昨年リヨン市内に支店をオープン。
 
下段左から
クリスチャン・カンプリニ CHRISTIAN CAMPRINI : インドネシア・ジャワ産 カカオ72%のガナッシュ
  ミシュラン三ツ星店などを経て、ショコラ部門のMOFを取得。店舗は持たず、ニース近郊の自宅兼アトリエを
  かまえる。 
ジャン=ポール・エヴァン JEAN-PAUR HEVIN : ブラジル産 カカオを使用したガナッシュ
  1976~1988年までジョエル・ロブション氏の下で働き、その後東京で1年半ペルティエでシェフ
  パティシエを務める。
  1986年にMOFを取得。現在、フランス、日本、香港に14店舗を所有。
フランク・ケストナー FRANCK KESTENER : 
  ドミニカ共和国産カカオ62%及び、70%クーベルチュールを使用したガナッシュ
  ショコラ部門のMOFを取得。29歳で独立開業。

どれもさすがに美味しい。6個入り2205円。
 
MOFとは wikipediaより
 
国家最優秀職人章(こっかさいゆうしゅうしょくにんしょう、Meilleur Ouvrier de France、MOF)はフランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい高度の技術を持つ職人に授与される称号で、その名誉は日本の「人間国宝」に相当するものと言われる。
その歴史は1913年、美術評論家であり、ジャーナリストでもあったフランス人 Lucien KLOTZ (1876-1946)がフランスの伝統工芸技術を保護し、その発展を図ろうと運動を始めたことにさかのぼる。展示会を定期的に開催し、優れた技術者を表彰することを考え、政府、業界の有力者に働きかけたが、第一次世界大戦の勃発で中断。戦後、政府の支援を得て活動が再開され、1924年に第1回手工芸大展示会が開催された。 現在では、対象となる職種は料理、製菓、パン以外にも、宝飾品、工芸品、ガーデニングなど幅広く、フランス人の Art de Vivre(生活芸術)の精神にふさわしく、その数は約180職種に及ぶ。ただ一番有名なのは、「料理」であり、これまでにもポール・ボキューズ、ジョエル・ロブションら多数の有名料理人が名を連ねている。また日本人でも、1974年に辻静雄が初めて受賞した。
M.O.F.のコンクールは、3年に一度開催され、合格者にはフランス大統領の名において、大統領官邸であるエリゼ宮にてM.O.F.のメダルが授与され、誇りあるトリコロールカラーの襟のコックコートの着用が認められる。

名鉄百貨店
名古屋市中村区名駅1-2-1