昨日から、ヒルトン名古屋のロビーで、東京などやって来た音楽家の人達によるチャリティーコンサートがあると教えてもらったので行ってみた。
名古屋市出身のビオラ奏者の川本嘉子さんがFACEBOOKやツイッターで呼びかけ、実現したこのコンサートは、昨日から22日までの5日間行われるが、今日は国際的ピアニストである小菅優さんも出演。

(左)小菅優さん、(右)川本嘉子さん
(左)島田真千子さん、(右)川本嘉子さん


ピアノは近藤亜紀さん、
バイオリンの方のお名前は存知あげず。。。

(右)山田幹子さん、
左の方のお名前は存知あげず。。

小菅優さん
ベートーベンとショパンを熱演。さすがに凄い。
それまでどうしてもザワザワとうるさいロビーを、徐々に
静かにさせていき、最後は「ブラボー」と声がかかるまでに
皆をひきこんでいた。

名古屋フィルの方々も登場

そして最後は全員でアイネクライネナハトムジークを演奏。
愛知出身の音楽家もおられたが、名古屋フィルの方々を除いて、みなさん自費で名古屋に来ての演奏。
東京で地震の怖い体験をされ、音楽を通して何かしたいと思っても、東京では計画停電の為もあって、あちこちでコンサートがキャンセルされ、音楽家の活動の場がなく、名古屋で出来たことが非常に嬉しいと、涙ながらに川本さんも島田さんもおっしゃっておられた。
途中15分の休憩をはさんでの3時間もの長い間、普通ではホテルのロビーなどで、ましてや無料で聴くことが出来ないような方々の演奏を聴くことが出来て非常に良かった。
22日まで毎日午後3時~6時まで行われているので、お時間のおありになる方は是非!
小菅優さん wikipediaより
東京音楽大学付属音楽教室を経たのち、1993年よりヨーロッパ在住。9才よりリサイタルを開き、現在はヨーロッパを中心に世界各地で活動している。
国内オーケストラをはじめ、ベルリン交響楽団、フィンランド放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立放送交響楽団など、ヨーロッパ一流のオーケストラとの共演を果たしている。
室内楽では、カール・ライスター、ポール・メイエ、川崎雅夫や、同年代の樫本大進、庄司紗矢香、佐藤俊介らとも度々共演している。
2006年8月には、ザルツブルク音楽祭で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たし、2010年7月には急病のイーヴォ・ポゴレリッチの代役として、再出演を果たした。(中略)
また、坂本龍一プロデュース公演でのゲスト出演や、メディアではNHK「トップランナー」、毎日放送「情熱大陸」に取り上げられるなど、多方面からの注目も高い。
川本嘉子さん
桐朋学園高校を経て、同大学に入学。在学中より学内の演奏会に数多く出演。1989年第6回東京国際コンクール室内楽部門にてイグレック・カルテットで優勝。'89年、'90年にはタングルウッド音楽祭に招待を受けて参加。Grace B. Jackson賞を受賞。'91年東京都交響楽団への入団をきっかけに、ヴィオラに転向。'92年ジュネーブ国際コンクール・ヴィオラ部門で第2位(1位なし)入賞。アメリカのマルボーロ音楽祭、スイスのダボス音楽祭、その他国内の音楽祭に室内楽奏者として数多く参加。これまでに江藤俊哉、鈴木愛子、末吉保雄、原田幸一郎の各氏に師事。'96年松村賞受賞。
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