三重は紀北町の宿に泊り(1日目の様子は こちら)、翌朝の朝食を。

夏ミカンのジュース





名物のからすみのふりかけ

熱く焼いた石を入れて温めたお味噌汁には色々な海の幸が入っている。

鬼ヶ城

長さ約1キロに渡って無数の洞窟が階段状に並ぶ名勝。
波の浸食と土地の隆起によって作り上げられた石英粗面岩塊で、1段が高さ2~4メートルの6段からなる階段状。
各段ごとに波蝕洞窟があり、洞窟の入り口上端がとがり、天井部に蜂の巣状の風蝕痕があり、床面は板のように棚になっている。
桓武天皇(737~806)の頃に、海賊の多娥丸(たがまる)を天皇の命を受けた坂上田村麻呂(751~811)が征伐し、その伝説に基づいて鬼の岩屋と呼ばれ、後に鬼ヶ城と言われるようになった。
国の天然記念物で、ユネスコ世界遺産の「熊野古道伊勢路」の一部。
頂上には、城址があり、2000本の桜の林を抜けるような道がある。その様子はこちら

奥の木戸と言われる場所

千畳桟敷
獅子岩と七里御浜

七里御浜 アカウミガメの産卵も行われるのだそう。

花窟神社(はなのいわやじんじゃ)

日本書紀に記述があることから、日本最古の神社で、社殿がなく、高さ45メートルの石巖の南正面に壇があり、その岩そのものを御神体としている。
そこの岩から綱がかけられ、日本書紀に書かれているのと同様の例大祭(お綱かけ神事)が年に2回行われる。
イザナミノミコトの子供である7つの自然神(風、海、木、草、火、土、水)を現す7本の縄を張る。
約170メートルの長さの縄の途中に、同じくイザナミノミコトの子供である三神(太陽、月、暗黒)を意味する縄が垂れ下がっている。


全くルーツは異なるかもしれないが、沖縄の斉場御嶽(せーふぁうたき)を思い出した。その様子はこちら


帰りに紀伊長島で干物などをゲット。界隈は綺麗に飾られていたので、聞いてみると、来月初旬に行われるお祭りの準備なのだそう。何でも20年ぶりの神事とのことで、1か月前にもかかわらず山車などをすでに男性達が準備していた。


伊勢自動車道を通って帰宅。高速道路の両側にも桜並木があり、最後まで桜を満喫する旅行となった。
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