ゴールデンウイークの後半戦として、上高地と高山に行くことにした。
未だ中学生の頃、家族旅行や学校行事で行ったことがあるが、それ以来の上高地。
早目に家を出たので、渋滞知らずの2時間半で中の湯に到着。上高地はマイカー規制をしている為、そこで我々の車を停めさせてもらい、宿の車で 河童橋 まで送ってもらう。
 
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河童橋は、幅3.1メートル、長さ36.6メートルの木造の吊り橋で、上流に穂高連峰、下流に焼岳が望め、芥川龍之介の「河童」の舞台となった所。
4月27日に山開き祭が行われたばかりなので、未だ遊歩道などにも雪が残っていた。
 
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河童橋 から 岳沢湿原 をへて 梓川右岸道 を行くと野生の猿達がのんびり毛づくろい。
横を人が通ろうが、そばでアップの写真を撮ろうが、全く人間を怖がるわけでもちょっかいを出してくるわけでもなく悠々としている。
人間が餌をあげず、自然環境が猿達を満足させれば、これだけ良い関係になれるのかも。
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1時間ほどで 明神池 に到着。
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明神岳の土砂が湧き水をせき止めて出来、一之池、二之池からなる。
 
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岩魚
 
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オシドリやマガモがいた。ここのマガモは渡りをしないのだそう。
 
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明神橋 を経て 徳沢へ。
 
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道沿いにはフキノトウ、そして赤いキノコが丁度傘の部分を出しかけているところだった。
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明神橋よりも河童橋に向かう以西は、一般のハイキング客など軽装の人達がほとんどなのだが、橋よりも東の徳沢に向かうと雪が増えて来て本格的登山客の人達となり、「こんにちは~」と声をかけあう人達に変わってくる。何処まで行かれるのか良くわからないが、スキー板やスノボをかついでもくもくと歩いている人などもいて、軽装な我々は今度はいきなり浮いてしまうことに。。。
 
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明神橋から1時間弱で 徳沢 に到着。
 
河童橋などからみる景色とはまた違う前穂高岳東壁や奥又白谷が梓川の河原沿いに広がる。
井上靖の「氷壁」の舞台になった所。
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徳沢から明神橋、梓川左岸通を経て河童橋に戻る。4時間弱で16.5キロほどのハイキングとなったが、美味しい空気の中では、それほどの距離を感じず、運動不足の身体には良い運動になった。
ホテル白樺荘 にて昼食を。その様子は こちら