先週の サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター の 白鳥の湖 公演に続き(その様子は こちら)、今週はチャイコフスキーの三大バレエの一つ、眠れる森の美女 を観に。(画像はHPより)

音楽:チャイコフスキー
振付 : マリウス・プティパ、ピーター・ライト
演出 : ピーター・ライト
振付 : マリウス・プティパ、ピーター・ライト
演出 : ピーター・ライト
指揮 : フィリップ・エリス
演奏 : 東京シティフィルハーモニック管弦楽団
演奏 : 東京シティフィルハーモニック管弦楽団
オーロラ姫 : エリシャ・ウィリス
フロリムンド王子 : マシュー・ローレンス
リラの精 : ジェンナ・ロバーツ
カラボス : ヴィクトリア・マール
青い鳥とフロリナ王女 : マティアス・ディングマン、
アンブラ・ヴァッロ

豪華な舞台は、これぞ王道と言った感じ。
プロローグで、6人の精が順次踊るのだが、3人目の謙虚さの精(だったかな?)のポワントが床面にひっかかったような動きでつまづいていた。

1幕目、オーロラ姫を演じるエリシャ・ウィリスも下手奥(左奥)から上手手前(右手前)に来る時に、プロローグでの精ほどではないが、同様につっかかっていた。
その後の1幕のローズアダージョ(4人の求婚者達がかわるがわるオーロラ姫の手を取り、彼女がバランスを見せる場面)で、エリシャ・ウィリスは、バランスを保つためにあげた左足の足首から先が何度もゆらっと動いていた。。。
以前に観た、ABTのジリアン・マーフィ (その様子はこちら)、マリンスキーのディアナ・ヴィシニョーワ (その様子は こちら) いずれもそのようなことがなく、ヴィシニョーワに関しては、右手を支えてくれる4人の求婚者すらいらないのではないかと思えるぐらい、ばっちりバランスを取っていたのが思い出される。
このバーミンガム・ロイヤル・バレエ(当時はサドラーズウェルズ・ロイヤル・バレエ団)に1984年に入団しプリンシパルになられ、その後ロイヤル・バレエ団でもプリンシパルを努め、昨年ロイヤル・バレエ団から引退された吉田都さんが、今回のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団のジャパンツアーで客演されるのだが、残念ながら東京での公演のみ。。。
東京で公演される「眠りの森の美女」でのオーロラ姫は、タマラ・ロホが踊るそうだが、そちらが観たかったなぁと。。。
東京で公演される「眠りの森の美女」でのオーロラ姫は、タマラ・ロホが踊るそうだが、そちらが観たかったなぁと。。。
毎度文句を言っているようだが、オーケストラがもう少し良い音を出してくれたら・・・と思うのは私だけだろうか。今回の公演は、1幕と2幕との間に休憩がなかったので、3時間弱の公演となった。
第34回名古屋国際音楽祭の一環なのだが、予定されていたオペラ2演目やヴァイオリンリサイタルの合計3公演が、ドイツ、スロヴェニア、ルーマニア政府の日本渡航自粛要請によってキャンセルとなったが、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエは来てくれただけでも良かったかな。
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