三河湾に浮かぶ佐久島は現代アートの島。島の町並みなど様子は その1 で。
島内に、16点の常設展示作品が点在しているので、地図を片手にまず西渡船場からスタートした。
 
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松岡徹 「宝船さちかぜ」 のぞき窓から見ると宝船が見える。
 
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松岡徹 「佐久島歓迎 地福開円満」
観光地によくある顔出し看板の顔部分を実際に出すことも隠すことも出来る。この時は手だけ登場させてみた。
 
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木村崇人 (きむら たかひと)「ガリバーの目」
巨人だったらどう見えるか?というテーマで、小さな中央の鏡に映る大きな鏡の風景を楽しむことができるもの。

昨夏の「あいちトリエンナーレ」で、木村さんの作品ふたつを見ることが出来たが、またこの島でも2つ拝見できた。トリエンナーレでは、「星の住む家」と、「木漏れ日プロジェクト星の回廊」をされていた。その様子はこちら
 
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松岡徹 「西港歓迎太鼓」覗き箱から見る島の祭りの様子。
 
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猫野ぺすか 「アイルリンド in 佐久島」
 
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平田五郎「大葉邸」 築100年の民家をそのまま作品としている。
 
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松岡徹「大和屋観音」
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松岡徹「ノンとビリーだ」 ノンとビリーはかつて佐久島にいた山羊の名前。「名探偵コナン 天空の難破船」にビリーが登場したのだそう。
 
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南川祐輝「おひるねハウス」
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はしごを登って窓から三河湾の景色を楽しむ体験型の作品。佐久島の西集落の黒壁をイメージされている。同じく、映画に登場した。それぞれから見える景色が異なるが、3階からの眺めがやはり良い。 
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青木野枝「空の水-山」弘法の祠が点在する森の中にある。
 
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佐久島の弘法は、95年ほど前の大正5年に88か所の弘法大師の祠が作られ、戦前には本土からも大勢の巡礼者が訪れていた。現在、佐久島内の大山弘法道、秋葉山弘法道、富士山弘法道の3か所に集中して祠があるが、あらたに建築家によって新築された祠も数か所あり、祠のスタンプラリーも設置されている。
 
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木村崇人 「カモメの駐車場」佐久島のポスターにもなっている「おひるねハウス」と共に代表的な作品。
 
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名城大学理工学部建築学科 MIURA LAB「すわることプロジェクト」
島のあちこちに配置されている。
 
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松岡徹 「佐久島のお庭」非常に広いエリアがひとつの作品群になっている。島民が使っていたお皿が埋め込まれた小路の先には、4つの小さな山が配置され、佐久島の大山、遠田山、秋葉山、富士山を表現している。タイルの飛び石は本土に続く海の道を表わしているのだとか。
 
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標高2.5メートル(笑)の富士山からの眺め。
 
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佐久島地蔵
 
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弁天鳥
  
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南川祐輝「イーストハウス」 
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正面遠くに上記のおひるねハウスが見える位置にある長い作品。それぞれ両端には上がれるようになっている。手前から見た眺め。その先が大島で、そこに上記の「佐久島のお庭」の作品群がある。
 
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松岡徹 「海神さま」釣りの神様。アート作品のはずだが、花が手向けられ、お賽銭が置かれている。
 
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松岡徹「むかしむかし」 覗き箱作品。昔は、捕鯨をしていて、島の地名に「鯨切りくじらきり」という場所があり、鯨をさばいたのだそう。
 
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島を一周すると11キロ程度で、色々と作品を探しながら巡ったので、15キロぐらいの散策となり、良い運動になった。
16か所の常設作品と、期間限定作品のスタンプラリーを完成。完成させて何がもらえるわけでもないが、何だか嬉しかったりして。。。