三重県の亀山市にある旧東海道の関宿の夏祭りを観に行った。(関宿の観光は その2 で。)
夏祭りは、関神社の祇園祭として、神様が神輿に乗って渡御をされるという神事で、神様は一日目に関宿を巡行後に御旅町に泊まられ、二日目も関神社に戻られる途中にも関宿を巡行されるという、神様の一泊二日の安全祈願の視察旅行のようなものなのだそう。
そのお神輿の巡行が面白い。元気の良い若者達に担がれたお神輿は、関宿の各お店などに立ち寄って、安全祈願や商売繁盛を一軒一軒唱えていくのだが、その若者達によって、お茶のお店なら「お茶を買うなら○○」、魚屋さんなら「魚を買うなら○○」と、それぞれの屋号などと共にアドリブも入って面白い。
撮らせてもらった動画では、声を張り上げている男性がすでに声を枯らしているので、ちょっと言葉まで聞き取り辛いが。

神輿の巡行の後、「関の山」の語源とされる関宿の山車(やま)が曳かれる。
狭い宿内の家並みの軒先をかすめて人ごみの中を道いっぱいに巡行する様から、「この上ない、精一杯である、限度いっぱい」という意味で用いられる「関の山」という表現が生まれた。

江戸時代の元禄年間(1688~1703年)から伝わるとされており、最盛期には16基もの山車があったそうだが、現在は4基。
名古屋からの影響よりも、近江の国(滋賀県)の曳山との共通点が多く、山車は水口(滋賀県甲賀市)や日野(滋賀県日野町)から購入されたと伝えられている。
4基の山車が、2日目のこの日は、それぞれの町内から関神社に集合。警備のお巡りさんも、思わず自分の携帯電話で写していた。



山車の上部だけを勢いよく回転させる舞台回し(屋台回し)が行われる。1日目の夜には、提灯に灯りが入った状態で、舞台回しが行われるので、その光景もとても綺麗なのだそう。

舞台回しが行われた後は、またそれぞれの町内で曳かれる。
こんなふうに山車の上の部分がぐるぐると回される光景は初めて見たが、なかなか面白かった。
夏祭りは、関神社の祇園祭として、神様が神輿に乗って渡御をされるという神事で、神様は一日目に関宿を巡行後に御旅町に泊まられ、二日目も関神社に戻られる途中にも関宿を巡行されるという、神様の一泊二日の安全祈願の視察旅行のようなものなのだそう。

撮らせてもらった動画では、声を張り上げている男性がすでに声を枯らしているので、ちょっと言葉まで聞き取り辛いが。

そして、要所では、お神輿が勢い良く回される。
お神輿の担ぎ手の半分ずつが逆方向を向いてぐるぐる物凄いスピードで回転し、一番端の人などは遠心力でお神輿に摑まるように足をあげていたりもする。


お神輿の担ぎ手の半分ずつが逆方向を向いてぐるぐる物凄いスピードで回転し、一番端の人などは遠心力でお神輿に摑まるように足をあげていたりもする。



神輿の巡行の後、「関の山」の語源とされる関宿の山車(やま)が曳かれる。
狭い宿内の家並みの軒先をかすめて人ごみの中を道いっぱいに巡行する様から、「この上ない、精一杯である、限度いっぱい」という意味で用いられる「関の山」という表現が生まれた。

江戸時代の元禄年間(1688~1703年)から伝わるとされており、最盛期には16基もの山車があったそうだが、現在は4基。
名古屋からの影響よりも、近江の国(滋賀県)の曳山との共通点が多く、山車は水口(滋賀県甲賀市)や日野(滋賀県日野町)から購入されたと伝えられている。
4基の山車が、2日目のこの日は、それぞれの町内から関神社に集合。警備のお巡りさんも、思わず自分の携帯電話で写していた。



山車の上部だけを勢いよく回転させる舞台回し(屋台回し)が行われる。1日目の夜には、提灯に灯りが入った状態で、舞台回しが行われるので、その光景もとても綺麗なのだそう。

舞台回しが行われた後は、またそれぞれの町内で曳かれる。
こんなふうに山車の上の部分がぐるぐると回される光景は初めて見たが、なかなか面白かった。
コメント