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円頓寺商店街の七夕祭りなるものがあるとのことで、行ってみた。今年で56回を迎える。
不勉強にも、こういう七夕飾りは、仙台など東北地方の物かと勝手に思い込んでいたところ、栄のオアシス21にも飾ってあったので驚いた。調べてみると、やはりこういう七夕は東日本を中心に行われており、愛知であれば安城市や一の宮市の七夕祭りがあるのだそう。

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昔は、大須の商店街と共に、非常に栄えた商店街だったそうだが、東端付近の瀬戸電鉄の終点である堀川駅や、付近を走っていた市電の両方が廃止されてからは衰退してしまい、今現在、何とか盛り立てようとされている。

いつもはガラガラなので、すーっと自転車で通り抜けるところなのだが、この日はさすがに色々な屋台が出て人も多く、自転車は降りて歩いて下さいとの放送が入っていた。

もうひとつの特徴は、各お店がそれぞれ独自のはりぼてを作って飾っていること。そしてどのはりぼてが一番かと審査が行われていた。
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酒屋さんの古い看板の前にドラエモンやキティちゃんと言うのも何だか面白い光景。

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今年は、東北を応援するべく、ちゃぐちゃぐ馬っこのはりぼても。

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七夕飾りをちょっと仰ぎ見てみる。

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円頓寺商店街は、長久山圓頓寺の門前町として広がった。
承応3年(1654年)に創建された日蓮宗のお寺で、当初は普敬院という名前だったが、圓頓寺と改められた。

今まで、何度も通ってはいても、ついつい通り抜けてしまうだけで、じっくり見たことがなかったのだが、圓頓寺のみならず、いくつかの神社が商店街沿いにあった。
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金刀比羅神社
名古屋城築城当時に城内の三の丸に祭られていたが、安政6年(1859年)にここに移されたのだそう。

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多賀宮という神社は、近江の多賀社を本社とする縁結びの神社だそうで、境内にある「おもかる石」という石を持ち上げてその恋を占い、成就を祈願してメールで2人の距離が近くなるようにと携帯ストラップを奉納して下さい、とあった。
歴史のある神社に携帯ストラップとは、何とも不思議な光景だった。。。

商店街には横町もいくつかあるのだが、ちょっとうらぶれた?雰囲気がなんともレトロで良い感じの場所もあり、眺めていたら、地元の方が、今は駐車場だが昔は映画館があって賑わっており、映画館に行く人達がこの円頓寺銀座を通っていたんだよ、と教えて下さった。ちょっと遊んでモノクロにしてみた。

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