フェズのリアドの朝。(リアドとは、モロッコの伝統的な家屋を改築して宿初施設にしたもののこと。)

南向きの部屋に朝日が差し込むと、窓のステンドグラスからカラフルな光が差し込んで来た。

前夜、チェックインした時は夜で暗かったので、ゆっくりとリアド内を見てみることに。
モロッコの伝統的な家屋は、外からは全くその内側を想像出来ない。ロの字型になっていて、中央に吹き抜けの中庭やホールとなっている。(部屋の内部の様子はこちら)

狭い路地の奥にある玄関の扉。

玄関を入ると広いホールは、
2階までの吹き抜け。


2階からホールを見下ろしてみる。
フェズ市街は、旧市街と新市街の2種類があり、その旧市街も2種類に分かれる。モロッコで一番古い地区のフェズ・エル・バリは9世紀に造られ、その次に古いのが13世紀に造られたフェズ・エル・ジェディド。
このリアドは、旧市街に立地していて、建物自体の歴史は500年程とのこと。


我々の部屋は吹き抜けのホールを覆う天井の上の3階に位置し、上にはテラスがある。
部屋の扉には、ノッカーが手の形になっている。
この手は、「ファティマの手」と言われるもので、上の画像のリアドの玄関扉にも、より象形的な手がついている。
この手のモチーフはイスラム諸国に見られるもので、預言者ムハンマドの4女で4代目カリフの妻となった女性の名前が付され、護身のシンボルとして扱われている。
テラスからは旧市街が一望できる。




テラスには、種類が
良くわからないが
鳥達がやってきていた。
テラスでの朝食。
絞りたてのオレンジジュースやミントティー、4種類のパンやチーズなどを。


シュフェンジ
フレンチクルーラー風とういか、中国の朝食に
食べる揚げパンのような感じ。


ハルシャ
アメリカなどでも食べるコーンブレッドにそっくり。
街では、これを半分に薄く切って間にバターとジャムを
塗って売っていた。


クリームチーズやフレッシュチーズ、
杏のジャムなどと共に。
食器やテーブルクロスに見られる青色は、フェズブルーと言われる。
ミントティーをサーブしてくれたBILAL氏は、この日の夜、色々と話してくれて楽しかった。
メクネス出身の彼は、ホテルマンになるべく専門の学校で2年間学んでディプロマをもらい、最終的に専攻はお料理にしたとのこと。5つ星などのホテルで働くつもりをして、偶然フェズに遊びに来たところ、すっかりこのリアドが気に入り、全く予定していなかったがここで働くことになったのは、自分でも不思議と言っていた。
世界各国からのお客さんを迎えているようだが、やはり一番遠いアジアのことはあまり詳しくはないようで、映画で観た少林寺と韓国と日本とがごっちゃになっていたが、宮崎駿氏の 「千と千尋の神隠し」 が非常に好きとのことで、4回以上観たが、毎回新しい発見があり意味が深いと色々考察を熱く語ってくれた。
そんな彼、東京の街は何処の国かがあやふやだったが、それでも広島と長崎のことは良く知っていたのが印象的。
美味しい朝食後、いよいよ楽しみにしていた迷宮都市のフェズの街歩きへ。その様子は ⑤ で。

南向きの部屋に朝日が差し込むと、窓のステンドグラスからカラフルな光が差し込んで来た。

前夜、チェックインした時は夜で暗かったので、ゆっくりとリアド内を見てみることに。
モロッコの伝統的な家屋は、外からは全くその内側を想像出来ない。ロの字型になっていて、中央に吹き抜けの中庭やホールとなっている。(部屋の内部の様子はこちら)

狭い路地の奥にある玄関の扉。

玄関を入ると広いホールは、
2階までの吹き抜け。

正面には、伝統楽器やお茶のセットなどが飾られており
ホールで演奏会やパーティなども行われるのだそう。
ホールで演奏会やパーティなども行われるのだそう。

2階からホールを見下ろしてみる。
フェズ市街は、旧市街と新市街の2種類があり、その旧市街も2種類に分かれる。モロッコで一番古い地区のフェズ・エル・バリは9世紀に造られ、その次に古いのが13世紀に造られたフェズ・エル・ジェディド。
このリアドは、旧市街に立地していて、建物自体の歴史は500年程とのこと。


我々の部屋は吹き抜けのホールを覆う天井の上の3階に位置し、上にはテラスがある。
部屋の扉には、ノッカーが手の形になっている。
この手は、「ファティマの手」と言われるもので、上の画像のリアドの玄関扉にも、より象形的な手がついている。
この手のモチーフはイスラム諸国に見られるもので、預言者ムハンマドの4女で4代目カリフの妻となった女性の名前が付され、護身のシンボルとして扱われている。
テラスからは旧市街が一望できる。




テラスには、種類が
良くわからないが
鳥達がやってきていた。

絞りたてのオレンジジュースやミントティー、4種類のパンやチーズなどを。


シュフェンジ
フレンチクルーラー風とういか、中国の朝食に
食べる揚げパンのような感じ。

メルウィ
モロッコ版クレープと言ったところか。
モロッコ版クレープと言ったところか。

ハルシャ
アメリカなどでも食べるコーンブレッドにそっくり。
街では、これを半分に薄く切って間にバターとジャムを
塗って売っていた。

定番のパンのホブス

クリームチーズやフレッシュチーズ、
杏のジャムなどと共に。
食器やテーブルクロスに見られる青色は、フェズブルーと言われる。
ミントティーをサーブしてくれたBILAL氏は、この日の夜、色々と話してくれて楽しかった。
メクネス出身の彼は、ホテルマンになるべく専門の学校で2年間学んでディプロマをもらい、最終的に専攻はお料理にしたとのこと。5つ星などのホテルで働くつもりをして、偶然フェズに遊びに来たところ、すっかりこのリアドが気に入り、全く予定していなかったがここで働くことになったのは、自分でも不思議と言っていた。
世界各国からのお客さんを迎えているようだが、やはり一番遠いアジアのことはあまり詳しくはないようで、映画で観た少林寺と韓国と日本とがごっちゃになっていたが、宮崎駿氏の 「千と千尋の神隠し」 が非常に好きとのことで、4回以上観たが、毎回新しい発見があり意味が深いと色々考察を熱く語ってくれた。
そんな彼、東京の街は何処の国かがあやふやだったが、それでも広島と長崎のことは良く知っていたのが印象的。
美味しい朝食後、いよいよ楽しみにしていた迷宮都市のフェズの街歩きへ。その様子は ⑤ で。
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