南信州の伊那高原に、赤そばの里があるので行ってみた。

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標高900メートルの休耕田4.2ヘクタール(ほぼ東京ドームと同じ大きさ)の広大な場所が一面のピンク色。
ヒマラヤ(ネパール)原産のお蕎麦を日本に持ち帰り、日本で品種改良して 「高嶺ルビー」 と名付けられたのだそう。一般の白い花をつけるお蕎麦よりも背丈が低く、痩せた土地でも栽培が出来るが、収穫量が白いお蕎麦の3分の1程度と少ない。この蕎麦畑は、景観作物・観賞用として栽培されている。
一昨年、ブータン に行った時、そのヒマラヤのピンクの蕎麦の花を見たので、その時以来となるが、日本の方が観賞用として密集して植わっていることもあってか、やや色が濃い印象かも。(ブータンの様子は こちら

とにかく広くて、一面がピンクに染まっていて、圧巻。
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ピンクの花の下には、ところどころにピンク色の実が付いていた。

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蜂やトンボ、色々な蝶が乱舞していた。
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赤蕎麦は、ブータンでも食べさせてもらったので、やはり食べ比べなくては気が済まない。(ブータンでお願いして作ってもらったお蕎麦の麺料理の様子は こちら
赤蕎麦のざる(上)と、普通の白い花のお蕎麦のおろし(下)を。良くみると、赤蕎麦の方が色が若干濃いように見えるが、あいにく十割ではなかったようで、赤蕎麦と白い普通のお蕎麦との食感の差はあまり感じられず。

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近隣には、遊休農地対策として栽培しているヘブンリーブルーという種類の青いアサガオの畑もあった。
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刈り取りを終えて稲が天日干しされとてものどかな雰囲気だった。

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周囲にはリンゴや洋ナシの畑もあり、洋ナシなどをゲットしたが、今回のイチオシの収獲はこれ。
小さいものでは1.5センチぐらいの鮒(ふな)の甘露煮。まるでモロコのような味で美味しかった。